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2018年6月 1日 (金)

地球温暖化と向き合う那須拓陽高校生たちと先生

先月19日の植樹祭には、那須拓陽高校生3名と先生が参加してくれました。一昨日、生徒達から感想文が届きましので、短くまとめて紹介します。

Photo  「私が生まれた頃からこの植樹祭が続いているということに驚きました。スタッフの方々はとても苦労されたと思います。今回参加して感じたことは、一度失ってしまった自然を取り戻すには長い時間がかかるということです。そして、今後もこのような活動に参加して、少しでも力になれればと思います。」(宇くん)

_dsc3426  「植樹祭に参加して、樹の必要性とボランティアに参加することの大切さを知ることができました。樹の存在を改めて考えてみると、地盤を保持したり地下水の水源になったり私たちの資源になったりと、なくてはならないものなのだということを実感しました。また、地球温暖化の影響かもしれませんが、蝶の住処がだんだんと北へ移動していることがわかりました。

 今回、私たちはエノキの苗を持ってきました。数年後、数十年後にはこのエノキにオオムラサキやゴマダラチョウが来てくれたらうれしいです。

 また、こんなにも地球環境を良くしたいと考えている人が多いことに驚きました。さらに、参加者の皆さんが私たちに優しくフレンドリーに声をかけてくださり、暖かさを感じました。これからもこのような活動に参加して、地球環境を良くしていきたいと思います。」(臼くん)

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Cid_b203209838e44e1b8b8d818e3681831  「今回、植樹祭に参加して木の大切さを知ることができました。できるだけ多く木を植えて環境破壊を防いでいこうと思います。今回の植樹祭では木の間隔が狭いような気がしたので、今後どのように成長していくのかが楽しみです。広葉樹は手入れをしなくても大丈夫なのでしょうか?

 私は将来、山で働く仕事に就きたいと考えています。そのためにも植樹祭に参加できて良かったと思います。地球温暖化を防ぐために、これからも木を植える活動を行っていきます。」(宮さん)

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Photo_2  那須拓陽高校生の皆さん、感想文を送って頂きありがとうございました。来年には、皆さんが持ってきたエノキの傍にクヌギを植え、オオムラサキが舞う環境を整える予定です。皆さんからもアドバイスをいただき、廃村になる前の松木村の生態環境に近づけられることを願っています。9月には貴校を訪問したいと思っています。(理事 髙橋佳夫)

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