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2014年4月の18件の記事

2014年4月30日 (水)

久しぶりの雨に足尾松木沢の木々は嬉しそうでした

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 一週間ぶりの雨に感謝しました。草や木々たちは大喜びの様子でした。

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 足尾町赤倉にある社宅「どくだみ荘」の朝は、桜の花びら落とし、雨に喜んで明るいあず

き色の新芽を開いています。

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 松木沢の森も山桜が花を落とし、カラマツが新芽を大きくしています。

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 「みちくさ」の背後の木々たちも暫らくぶりの雨にしっとりしているようです。

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 今日は鎌田スタッフ、橋倉スタッフ、仁平スタッフと植樹会場に立ち、植樹に応募した300名のボランティアの植樹方法を検討しました。会場を4~5ブロックに分けて、各ブロックにインストラクターを配置して、植樹サポートをすることにしました。

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 帰る途中、キジが雨に濡れながら、なにやら考え事をしている様子でした。乾燥し切った後の雨に、植物がこんなにもイキイキしている様子を見ていると、同じ生きものである人間が雨に感謝する様子と同じではないかと思いました。(理事・高橋佳夫)

2014年4月29日 (火)

自然から学ぶことは沢山ありますね!

P4292463_2 重機のレンタルが明日までなので、今日は植樹会場の掘り起こした土壌を整地しました。キツネの親子を時々見ながらの作業はのんびりとしてよいものです。約3.000㎡の植樹会場は写真の通りとなりました。

P4292465 植樹本番前の一週間前になると全農バイオエタノール製造所から無償で提供された燻炭を撒き、その後にマルチングを運び入れ、最後は黒土や腐葉土を混ぜて植樹に入ります。 

P4296671 作業途中、猿の軍団が横切って行きましたが、それにしても数の多いこと。数十匹はいました。小猿を引き連れての移動では小猿以外の猿が周囲を見張っている様でした。人間社会も子供たちを若者や大人たちが育てる社会環境が大切ですね。(理事・高橋佳夫)

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2014年4月28日 (月)

春の賑わいは心がやすまります

P4284715 鶯の囀りを聞きながら起床しました。朝方は肌寒いので仁平スタッフはストーブのスイッチを入れました。臼沢の森の下に生きるヤマザクラが満開となり、臼沢の森が賑わってきました。

P4286643 桜の蜜を求めてヒヨドリが囀り、夏鳥(名前が分かりません)?が飛来して囀っていました。

P4286638 草むらの中ではキジがかん高い声で気持ちよさそうでした。

P4286665 臼沢の森の「臼沢の乙女」(シラカンバ)も若葉を出して、遠くから見ると黄緑色のパステルカラーが気分を落ち着かせてくれます。

P4286662 朝、決まってキツネ親が森びと広場周辺から餌を探しに出かけます。午後3時半頃になると、東松木の杜近くの巣に帰ってきます。そうすると子キツネが巣から出て、じゃれあっています。親は餌にありつけたのか分かりませんが、子キツネのためにせっせと歩いています。

Dsc01042 今日の森作業は、仁平スタッフと二人で植樹会場の耕作と黒土運びを行いました。

P4282430 重機で耕作していると、頭の中には色々な森の形が浮かんできますので、50年先の森をイメージするにはとても良い作業です。(理事・高橋佳夫)

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2014年4月27日 (日)

植樹祭の土壌改良の準備が出来上がりました

P4276632 今日は夏日、昼の気温は27度になりました。

P4276610 足尾の桜や植物たちは驚いているのではないか」、と小井土スタッフが言っていました。

P4276628 キツネの親子も夏の日差しにびっくりしているのでしょうか?

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P4272401 春の森作業最後の日も昨日に引き続き、東松木の杜(今年の植樹会場)に黒土を運び入れました。

P4272415 ビニールハウス設置も25日に引き続き、二棟目のハウス土台測量と一棟目の骨組みを行いました。

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Dsc01038 昼食後は、一世紀を生き抜いているブナの子孫がサルに食べられないように、苗箱の上に金網をセットしました。

 21日から始まった春の森作業は本日で終わりです。主な作業は、5月24日開催の第9回足尾・ふるさとの森づくり準備をしてきました。

お陰様で根の命である土壌改良の準備がほぼ終わりました。協力してくれました森びと西東京ファンクラブ、千葉県ファンクラブ、栃木県ファンクラブの皆さん、そしてJREU大宮、JREU東京OBの皆さんありがとうございました。(理事・高橋佳夫)

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2014年4月26日 (土)

一世紀を生きた中倉山のブナの子孫が生まれました

P4262390 ビックニュースです。今日は仁平スタッフから、「もしかしたら、中倉山のブナの下で拾ったブナの実から芽吹きがあったようだ?」、ということで苗床に行ってブナの芽吹きを確かめました。

P4262398 そうすると一世紀以上も煙害に耐え抜いたブナの子孫が顔を出してくれていました。昨年秋、中倉山のブナの木の下で拾ったブナの実。その実が芽吹きをしてくれました。ブナの実を拾った鎌田スタッフの想いは一世紀を生きたブナに届いたようです。

P4262378 今日の森作業にはJREU大宮のOBが手伝いに来てくれました。10名の皆さんは、昨年植えた臼沢の森の最高地点の苗木が鹿の食害に遭いましたので、そこに補植してくれました。

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P4262374 700段の階段を登って植えてくれました皆さん、ありがとうございました。

P4262383  また、東松木では植樹準備を行いました。昨日に続き、黒土を会場のまんべんなく運びました。

P4262388 明日は、春の感謝デーです。足尾・松木沢の桜の香りと谷風が運ぶ春の息吹を感じていただきたいと思います。(理事・高橋佳夫)

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2014年4月25日 (金)

天気に恵まれて森作業は順調に進んでいます

P4252333 春の森作業5日目。天気は作業にもってこいでした。今日は森びと千葉県ファンクラブの4名が手伝いに来てくれました。

P4252354 また、今日は南相馬市の森の防潮堤用苗木づくりに欠かせないビニールハウスの骨組みが納品されましたので、頑丈なハウスの骨組みを作りました。

P4252350 今年は、社長の松葉さんが強風と雪に強いハウス材を準備してくれました。小井土スタッフはその組み立て方法の基準を習得していました。

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P4252338 植樹会場では、耕作した地に黒土を運び入れました。千葉の皆さんは苗木が元気に育つように、悪路を必死になって軽トラを運転していました。

P4252331 松木のシダレザクラの花は日に日に花びらを大きくしていました。千葉の皆さんは「どくだみ荘」に一泊して、明日も森作業を手伝ってくれます。その上、夕食にはビーフステーキを持参して、ご馳走してくれました。森びと千葉県ファンクラブの皆さん、ご馳走様でした。(理事・高橋佳夫)

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2014年4月24日 (木)

北東北でも桜が満開しました

Dscn0131 長い冬が過ぎてみちのく(北東北)にもようやく春がやって来ました。マンサクが咲いてから桜が咲くまで時間が掛かりましたが、4月13日には盛岡市の石割桜も開花しました。ところがそれから朝晩の冷え込みが続き、石割ザクラは22日になって満開となりました。

Photo 23日から暖かくなり、一気に桜が咲き乱れています。私が住む滝沢市から見た岩手山はいかがでしょう。

Dscn0111 私たちの苗床に行ってみると、カエデの木が二つに裂けてその半分は倒れていました。寒さと雪の重みで耐えられなくなって裂けたのだと思います。間もなくみちのく事務所も植樹祭の準備に入ります。(スタッフ・仲崎友治)

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P1011061 足尾・春の森作業4日目は植樹会場に腐葉土を運び入れました。

P1011066 また、私は重機を使って耕作しました。

P1011074 3時過ぎには昨日キャタピラが外れたところを元に戻しました。初めての経験でしたが、5人の力と知恵でキャタピラが戻った時には感激しました。

P4246585 近くの斜面では、棲家の入り口でキツネの親子が私たちのこんな様子を見ていました。(事

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2014年4月23日 (水)

本物の味を知ることは生きるために大切なことだ

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 昨夜は森びと西東京の皆さんに美味しい手料理をご馳走になりました。元気の素をいただきましたので今日の森作業もはかどりました。

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 春もかけやしで過ぎ去ろうとしていますが、谷風がその風を落ち着かせている足尾・松木沢です。

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 森作業は昨日に続き、絆の森のコブシとアセビを移植しました。午後になると雨雲が出てきましたので、スタッフの皆さんは夕方には自然の恵みがあるといいなあー、と言っていました。

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 昼食時には、昨年美味しいかぼちゃを仁平スタッフからご馳走になったので、その味をもう一度と種を蒔いた小井土スタッフから、「芽が出たよ」、と話がありました。小屋にはその種があったので、それでは再びその美味しいかぼちゃをいただこうとなって、美味しいかぼちゃを作るための話が盛り上がりました。生きる源のひとつである食を考えたひと時でした。(理事・高橋佳夫)

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2014年4月22日 (火)

さすが、シニアの森作業は手際が良い!

P4222268 足尾の春はスピードをあげて春本番を迎えている気がします。桜の蕾が膨らんできたとおもったら、今日は開き始めました。

P4222264 旭川市のMS会から数年前に送られてきたフジザクラも可憐な花びらを見せてくれました。実から苗木を育てて送ってくれた故・山崎さん! 先輩の想いは足尾でも輝いていますよ。

P4222291 春の森作業の二日目は、JREU東京のOBの皆さんと八王子の皆さんが手伝いに来てくれました。

P4222286 作業は、松木川沿いにある絆の森に植えてあるコブシとアセビを移植しました。

P4222281 毎年の豪雨で森が崩れて木々が流されてしまいますので、豪雨の被害から木々を守るために移植しました。

P4222278 植樹会場では重機による耕作を続けました。今日は小川スタッフが重機の操縦にチャレンジしていました。

P4222294 昼食後は、八王子の皆さんとスタッフが作業の続きをしました。作業はのんびりと草を食べている雄鹿たちと同じゾーンで行いました。

P4222261 夕方、八王子の皆さんの手料理をごちそうになりながら、未来を生きる若者たちに何を残していくか等の話で盛り上がっています。OBの皆さん、インストラクター・大塚さん、お疲れ様でした。(理事・高橋佳夫)

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2014年4月21日 (月)

小雨の中で春の森作業がはじまりました!

P4212184 今日の足尾は恵みの雨に感謝した日でした。咲き始めた山桜の花も雨に嬉しそうでした。

P4212251 松木の杜に植えたシダレザクラも雨に感謝している様でした。

P4212190 カラマツの若葉たちも本当にうれしそうで、黄緑色のパステルカラーが絵を描きたいという気持ちにさせるのでしょう。

P4212194 春を迎える植物たちがこんなにも春雨に輝いて見える花や若葉を見ていると心が和みます。

P4212202 そんな有難い自然の贈り物の中で春の森作業が始まりました。初日の作業には東京から尾下さん(女性)、群馬県から星野さん(男性)が手伝いに来てくれました。二人とも足尾が初めての方ですが、事務局とスタッフの皆さんと森作業をしてくれました。

P4212233 今日は、5月24日に開催する第9回足尾・ふるさとの森づくり会場の準備をしてくれました。

P4212243 また、小井土スタッフを中心にてビニールハウスの設置作業をしました。南相馬市の森の防潮堤用の苗木・タブノキ等が越冬するのに欠かせないハウスの土台を造りました。

P4212206 春雨が降る植樹会場の隅には先月末に植えたシラカンバが若葉を濡らしていました。その色と様子はその苗木を植えたスタッフたちの想いが詰まっている様でした。鎌田スタッフが「月末植えたシラカンバが芽をだしてくれたよ!」という言葉を聞いてそのように思いました。(理事・高橋佳夫)

 

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