2020年2月24日 (月)

春の穏やかな陽射しが心をほぐしてくれた足尾・松木沢

2  春の穏やかな一日になった足尾・松木村跡地。朝の気温は4度、天気は晴れで青空を見ていると天に吸い込まれそうな感じでした。午後の気温は10度になりました。

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3  今日の作業は春が早く訪れるだろうと、「みちくさ庭園」の枯れ草刈りと柵の補強と一昨年植えた草木に化成肥料をあげました。

Photo_2  作業をしていると松木渓谷を訪れる方から声がかかり、「春を迎える準備をしています」と応えると「頑張って下さい」と激励されました。

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Photo_4  水溜まりを覗いてみると、ヤマアカガエルが早々と命のつながりを始めていました。

Photo_5  昼食を食べていると、みちくさテラスのベンチではハイカーがひと休みをしているようでした。何とも言えないのどかな風景に心が和みました。

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Photo_7  午後には少し西北の風が出てきましたが、寒さは感じませんでした。足元の野イチゴ、ヒガンバナは早い陽ざしを満喫しているようでした。

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Photo_9                ツツジ

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Photo_11  早い春の訪れが気がかりですが、とても気持ちの良い森作業でした。本日の作業は松村宗雄スタッフと筆者の二人で行いました。(報告 高橋佳夫)

南相馬市・鎮魂復興市民植樹祭応援隊は6/7植樹祭へ動きだしました

6_2  昨日(23日)、私たちは南相馬市労働福祉会館においての第6回総会を開きました。総会の冒頭、渡部代表からは、「地球の温暖化のストップに向けて木を植えることの大切さと、森びとの15年にわたる足尾の森づくりの取り組みに触れ、リーダーの先見性はすばらしい。応援隊も、市民のみなさんと共に植樹・育樹、育苗を継続して取り組んでいきます」との力強い挨拶がありました。

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6_4  総会に駆けつけてくれた来賓は、福島県議会議員の高野光二さん、南相馬市市議会議員田中京子さん、南相馬市・経済部農林整備課の武内係長と諸井さん、そして、森びとプロジェクト委員会理事長・中村幸人さんでした。中村理事長からは、早朝に観察した植樹会場の感想とアドバイスをいただきました。衆議院議員・金子恵美さんからは激励メッセージをいただきました。

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62020  その後、1年間の活動経過と決算が報告され、続いて、次年度の活動計画と予算が提案されました。質疑では、①各ブロックごとの植林ボランティア数にアンバランスを平準化してほしい。➁植樹祭の時以外にも植樹できるようにしてほしい。③応援隊は、鎮魂復興そしていのちを守る防潮堤づくりのために活動をしているが現在地球環境の危機のために植樹も必要だ。このことを付け加えれば、若者たちをはじめもっと協力してくれる人も増えるのではないだろうか。④植樹した会場に説明付きのプレートを立てるべき。また、道路からも分かるようなものを作ってほしい。また、観光案内などのマップにも植樹した場所を入れるなどして市民にとって身近なものにしてほしい。⑤県は、マツを植えるがそのための穴があまりにも深く掘っており子どもにとって危ない。⑥植樹する際、木を植えるのは、防潮、温暖化、防災、生態系を守るなど、その意義についてわかりやすい説明をするようにしてほしい等の意見・要望が出されました。

5 現地を観察した中村理事長

 市役所や事務局から答弁があり、今後も継続して市役所の事務局をはじめ実行委員会へ働きかけていくことを確認しました。

Photo 6/7植樹祭を報じる地元新聞

 総会は、決め合った活動方針に基づき6月7日の第8回南相馬市鎮魂復興市民植樹祭の成功へむけた取り組みを進める、発足以来「鎮魂と復興」を決して風化させることのないように市民のみなさんと共に新しいふるさとづくりのために頑張っていくことをお互い誓い合うことができました。来賓の皆様、会員の皆さん、総会での議論お疲れ様でした。(報告 東城敏男)

2020年2月23日 (日)

冬の感謝デー、風雪に耐えながらの作業で“みちくさ”の屋根が完成しました。

   今日23日は“冬の感謝デー”です。遊働楽舎“みちくさ”の屋根の仕上げ作業を行いました。早めに松木入りした高橋副理事長が、ストーブに火を入れ、お湯を沸かし参加者の受け入れ準備をしてくれました。10時過ぎに全員集合し、コーヒーを飲みながら作業の打ち合わせを行いました。

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   松木の山の尾根がうっすらと雪を冠り、森びと広場は朝から風花が舞っています。天候が悪くならないうちに屋根のトタン吹きを終わらそうと作業を開始しました。
屋根の両側からトタン張りを進めました。しばらくすると風が強くなり、雪が横から吹き付ける悪天候となりました。波トタンが風で飛ばされないように少しずつ屋根に上げ、傘釘を打ち付けていきました。

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   手袋が湿り風で冷たさが増し、吹き付ける雪で体も冷え込み、かじかむ手での作業は容易ではありません。寒さをこらえながら波トタンを張り付けました。小川さんは煙突の突き出し口をつくるために、下張りのベニヤ板に穴をあけ、トタンを切りました。
風がさらに強くなり、気が付くと時間も12時を超えたので作業を休止し昼食にしました。

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  森びと広場の小屋に戻り温度計は0℃です。かじかんだ手とつま先をストーブで温めました。薪ストーブの遠赤外線で体も徐々に暖かくなり、ほっと一息をつくことができました。
昼食をとっている間も、外は「嵐」の様に雪は横殴り状態です。そのような中、林子さんが応援に駆けつけてくれました。チョコレートの差し入れをいただき、糖分を補給しました。風雪が落ち着くのを待ち、13時過ぎに作業再開です。

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 午後は、波トタンに浮きがないかを確認し、トタンが飛ばされないように傘釘を打ちました。その後、中央の重なり・棟から雨水が入り込まないように棟用のトタンを張り付けました。

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 最後の仕上げは、煙突が風で飛ばされないように、針金で張りました。寒さをこらえながらの屋根張りも終わり、記念撮影です。松木渓谷の“こんなところに一軒家”のような素敵な屋根が出来上がりました。“みちくさ”の中で傘をささずに済みます。作業に協力をいただいた森びとスタッフの皆さま、“屋根が出来たドー!”。ありがとうございました。

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 作業小屋に戻り、“みちくさ”屋根の落成を記念し、温めた甘酒(ノンアルコール)で乾杯しました。冷えた体が内側から温まりました。1日の作業を振り返り、本日の作業を終了しました。

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  本日の参加者は、高橋副理事長、加賀さん、小川さん、山本さん、福原さん、林子さん、筆者・清水でした。
(報告・清水 卓)

2020年2月22日 (土)

足尾・ふるさとの森づくりが業界紙で紹介されました

 林野庁関東森林管理局は林業の技術成果や知見などを共有し、社会へ普及することを目的に森林・林業技術等交流発表会を毎年開催しています。当会は、その発表会に参加させていただきました。

Photo     獣害防止柵用の鉄筋を担ぎ上げた

Pa267936      森の機能のひとつ

 発表会は今月13日と14日に開催され、当会は13日に発表しました。二日間の発表会では46課題が発表されました。その報告が『日刊木材新聞』(2/21付)で一部報道されました。

20200221     『日刊木材新聞』(2/21)

 当会は、山と心に植えてきた15年間の森づくりの意義を発表しました。15分間という限られた時間で、私たちはその情熱と森の現状を報告してきました。発表した大野理事は、井上理事、川端アドバイザーからのアドバイスを受け後、核心点を絞り込み、繰り返し練習してきました。

Photo_2 足尾の歴史を幹に宿すブナを元気にする

201506    元林野庁長官・今井さんと足尾にて(2015年)

4     森と生きる心は海外の若者たちにも届く?

 その結果、『日刊木材新聞』で当会の森づくりが紹介されました。大野理事お疲れさまでした。このような発表ができたのも15年間森を育ててくれた皆さん、活動を支えてくれた皆さんのおかげです。心より感謝申し上げます。(報告 高橋佳夫)

2020年2月19日 (水)

「鎮魂復興市民植樹祭」を支える応援隊の願い

 2月11日建国記念の日、南相馬市は珍しく今シーズン初めての5㌢の積雪がありました。数日後、春らしい日が続き、自宅のボケの花が芽吹きはじめました。

P1050141      写真もボケてしまいました

 来月は2011年3月11日の東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から9年目を迎えます。政府は、復興オリンピックと宣伝していますが、被災地では東京電力福島第一原発サイト内の汚染水は溜まり続け深刻な状況です。政府は汚染水の海洋放出を議論していますが、地元の市民は水産物の風評被害が大きくなってしまうことを心配しています。

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P1050142  震災後、「福島の復興なくして日本の再生なし」と野田前総理、安倍総理は言い続けてきましたが、政府の復興姿勢は確信の持てない「基準値」を基に被災者の暮らしを組み込もうとしているだけではないかと不安です。

P1030334  市民の現状は放射線を恐れ、不安だらけの地元には戻ってきていません。常磐線も間もなく全線開通ですが、どれだけの方々が鉄道利用するのかも見通せません。電車運転士や車掌の健康不安や乗客不安の声を聴く度に、政府や企業の「復興」の被災地への心配りが見えません。

P1030406  週末には南相馬市鎮魂復興市民植樹祭応援隊は結成5年を迎えます。昨年の除草作業には述べ550名を超える市民ボランティアが協力して頂き、草刈りと2,700本の補植を行うことができました。これからも森の防潮堤づくりを続けますが、応援隊は、9年前の東日本大震災・東電フクシマ原発事故の恐ろしさと、その原因である人間の傲慢な政治姿勢を忘れずに除草・育苗作業を進めていく覚悟です。週末に開催する応援隊総会では、そんな話合いができればと思っています。(理事 岩橋 孝)

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