2018年7月22日 (日)

幼木も人も、猛暑に負けない心構えと草抜き

 今日は「夏の感謝デー」、猛暑の中で19名の森ともが今年5月に植えた幼木たちへ爽やかな沢風が流れやすくなる草刈りをしてくれました。

Photo_2  松井理事から開会のあいさつを聞いた後、臼沢の森と民集の杜、そして昼食準備のグループに分かれて作業開始。臼沢の森は比較的若い森びと5名が森のトンネルを登り、幼木が隠れてしまう程の草地に到着。うっそうとした草にヤル気が沸き、責任者の福原スタッフの掛け声で鎌を草へ。

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Photo_7  福原さんもびっくりのスピーデーな作業で2時程で草刈りを終えました。下山途中、小さな森の中でコクワガタを発見、生態観察をしている宮原事務局員の顔がほころびました。

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Photo_9  民集の杜の草は背丈がないもののびっしりと幼木にまとわりついていました。当初は、背丈の高い草だけ抜こうと思いましたが、森びとの気持ちがそうさせず、一本ずつ草を抜いていきました。

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Photo_11  声をかけ合いながら水分を補給し、順調に草抜きをすすめました。その内、臼沢の森グループが応援に来てくれました。一気に草抜きはすすみ、当初予定時間前に草抜きは終わりました。

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Photo_13  昼食は、岡部事務局員、小井土みつ江さん、鈴木イツ子さん、鎌田順子さんが用意してくれました。新じゃがは「みちくさ畑」から食べる前に松村スタッフが掘ってきてくれました。バターとイカの塩辛で美味しく食べました。

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2  その地、小麦が美味しい群馬県産の冷麦、神奈川県産のスイカ、群馬県産のブタホルモン、さらにそれぞれが持ち寄った自然の贈り物を味わいました。昼食後は、来月25日に予定している亡き岸井理事長を「偲ぶ集い」への呼びかけを宮原事務局員から受けました。

 今日も暑い日でしたが、木陰の「ひぐらし亭」に吹き付ける爽やかな風になかで、のんびりとしたひと時を過ごすことができました。協力してくれました森ともの皆さん、猛暑の中で自然に感謝するひと時をありがとうございました。(理事 高橋佳夫)

2018年7月21日 (土)

足尾緑化事業の次世代を考えました

 昨夜も蒸し暑い夜でした。しかし、虫たちの独唱で少しは涼しさを感じることができました。

P7202485  今日の午前中は、昨日に続き久蔵沢、安蘇沢の国有林を観察しました。約60年前から、国策の毒害によって枯れ果てた国有林、この国有林の緑化事業としてクロマツやアカマツを植えてきた林野庁。

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Photo_6  その現場を専門家に見ていただき、煙害に遭う前の樹木で森を育てられないかと、クロマツ、アカマツの林を観て、100年後の本物の森を展望しました。間伐によって空いた地に落葉広葉樹を植えて、自然の力と人間の少しの努力が実って樹木が大きくならないかと話し合いました。

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 その後、臼沢の森を見学していただき、昼食を食べながら未来の森づくりの話に盛り上げました。「みちくさ」で“足尾フォレストコーヒー”を美味しく頂き、観察メンバーと別れました。

Photo_8  夕方、ヒグラシの大合唱団の歌が始まるまで、草刈りをして本日の作業を終えました。(報告 髙橋佳夫)

2018年7月20日 (金)

“孤高のブナ”の対岸で一世紀以上生きるミズナラに会ってきました

 明日は久蔵沢と安蘇沢の散策をします。当会アドバイザー・川端さんの先輩たちが植林したクロマツの生長を観察するための林道の下見です。

Photo    一世紀以上生きるミズナラ(手前)と遠方に生きる”孤高のブナ”

 今日の作業は、当初、「夏の感謝デー」に向けた環境整備の予定でしたが、鎌田さんと筆者は今年の夏、早々と蜂に刺されてしまったので、2度目の蜂には注意しようということで、環境整備を変更して散策の為の下見に切り替えました。途中、間伐材による土留め柵があり、今後の「臼沢の森西」での森づくりで参考になりました。

Photo_3  安蘇沢のクロマツ林までの林道は問題無く、クロマツも元気そうでした。緩斜面の所には動物たちの“泥風呂”があり、生き物たちがのんびりできる環境の様でした。

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Photo_4  そこから引き返して、久蔵沢への登り。標高1千㍍付近に出ると、がけ崩れと土砂が流れている所が多くなり、筆者が行きたい所までは車で行けませんでした。筆者は、鎌田さんに何としても見せたいミズナラがあるので、車を諦めて徒歩で20分程林道を歩きました。沢の下から吹き上げる風がとても気持ちが良く、現地からは森びと広場が小さく見えました。

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Photo_7  そして対岸(中倉山北斜面)を見ると、中倉山の“孤高のブナ”が霞にかかって薄っすらと見えました。その斜面には、ブナと樹齢がほぼ同じであろうブナ科の兄弟のミズナラが生きていました。数年前に比べるとミズナラは梢枯れがあり、衰弱している感じでした。

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Photo_11  若い鹿に見送られて下山しました。

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Photo_10  昼食後は、蜂が巣作りをしていない場所の草刈りをしましたが、15時頃に有難い雷雨があり、早目に作業を切り上げました。22日の打合せを行って帰路に着きました。鎌田さんの奥様、豚肉のアスパラ巻と冷たく美味しいお新香とトマトご馳走様でした。(報告 高橋佳夫)

2018年7月19日 (木)

100年後の森を描いた緑化工事に感謝!

 西日本豪雨によって土砂流出、崖崩が起きた箇所は5千か所以上(西日本の一部の調査)と言う。足尾・中倉山の松木川北斜面でも雨が降るたびに土砂が流れ出している。観測していると年々その箇所は増えている。

Photo  松木川では毎年、砂防ダム工事と緑化工事が行われている。昨日、中倉山北斜面に緑化工事をしている方の話を聞くと、何十年後の樹木の生長を描いている工事だということが分かった。

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2  樹木のチップに植物から作った糊を混ぜ、そこに草とヤシャブシの種を混ぜ合わせて岩に吹き付ける工法で緑化している。獣害防止には鹿の弱点をよんで網を張っている。1年後には草が芽を出し、土が落ち着くとヤシャブシが発芽していくという。森の主役が生きていける環境づくり工事だ。この話をしてくれた方の顔は、未来を見据えた工事に自信と誇りが満ちていた。

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Photo_5  緑化事業からすれば当委員会の森づくりは“時短植林”かもしれない。それにしても100年先の森の役者が元気になれば、その寄生者でしかない人間の命の源が安定するということだ。

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Photo_7  今日は、森びと森作業の掟破りをしてしまった。一人作業をやってしまった。22日の「夏の感謝デー」の作業場付近の草刈りをやってしまった。今日も暑かったが、樹木の葉が松木川から風に舞っていたので、その風が暑い体温を冷やしてくれました。また、小さな樹木に実をつけているクリを見ていると、疲れがとれる。(報告 高橋佳夫)

2018年7月18日 (水)

肌を刺す陽差しの中で幼木に沢風を吹き付ける草刈り

 今日も足尾・松木沢の気温は35度を超しました。中倉山からの陽ざしは痛いほどでした。午前中は昨日やり残した臼沢の森の草刈りをしました。

Photo  臼沢の森の階段は樹木のトンネルになっているので、葉から排出される酸素と水蒸気でトンネル内は爽やかさを感じました。

Photo_2  現場に着くと照りつける陽で肌が痛いように感じました。今年5月の植樹祭で植えた幼木はこの暑さの中で、草との競争をしていましたので、刈り残した場所の1/3程の草を刈ってやりました。

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Photo_7         草に隠れる幼木(上2枚)

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Photo_10  午後は、下の苗床へ下りる階段造りを鎌田さんが行い、筆者は散水用のホースが水圧で外れないように修理をしました。蛍が舞う環境づくりにはどうしても沢水が欠かせないということで、取水口からホースまでチェックして修理しました。

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Photo_14  15時頃に高橋さんが現場到着。取水タンク用のゴム栓を取り付けてみましたが、ひと回り小さかったのでその栓がホース内に吸い込まれてしまいました。その栓を取り除き、本日の作業を終わりにしました。

Photo_15  ヒグラシの鳴き声が肌を差すような暑さを和らげてくれました。びしょびしょになった身体を拭いて、帰路に着きました。本日は、鎌田、高橋、小川でした。(報告 小川)

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