2021年10月28日 (木)

念入りな準備を整えて冬の森作業に入る

Cimg0017 昨日(27日)の足尾は気温9℃、晴れ時々くもりでした。9時、作業小屋でミーティングを行い、今日のスタッフ5人は全員がシニア世代。まずは、寒くなってきましたので体力を考え、午前中は階段補修の点検と整備、午後は臼沢西の補植になりました。Cimg0016 Cimg0020Cimg0030  11月からスタートする15年間の森づくりの歴史がしみ込んでいる600段の階段。一部が腐食し、歩くのに危険な丸太を交換する点検・調査を行うことにしました。最上段までの階段を登りながら腐食具合を点検してみると、425段の間伐材を取り換える必要がありました。11月2日納品される間伐材が不足することが分かり、追加注文することにしました。Cimg0066 準備作業をしながら感じたことは、草刈りや獣害対策をしながらも森の木々の動きや足元の様子を観ておくことの大切さでした。年間100日程足尾の森に入っている先輩たちは、そのようなことが身体にしみ込んでいる“森びと”でした。Cimg0062 Cimg0065 昼食後は、「臼沢西の森」にモミジ、サクラ、ミズナラなど80本を補植しました。枯れた苗木をスコップで掘ってみると、黒土と砂土がよく混ざっていないところが多く見受けられましたので、“まじぇるまじぇる”して丁寧に補植しました。Cimg0083 その後、少し時間がありましたので、「新松木の杜」の桜の木の保護・環境整備を行いました。みちくさから見た小さな秋景色は、私たちの心を癒してくれていました。Cimg0076 本日の参加者は、鎌田さん、福原さん、加賀さん、済賀さん、そして筆者の大野でした。

2021年10月26日 (火)

天高い秋晴れのもとで森づくり環境を整備しました

Photo 本日(26日)の足尾・松木沢の天気は、晴れで気温が10℃(8時15分)でした。雨上がりの翌日でしたので、青空が天高く見えてブルーが鮮やかでした。足元は少し水分が残っていましたが、秋らしい地面でした。Dsc05960 心地よい薪ストーブの遠赤外線の温もりの中で作業打ち合わせ。作業は、森づくり活動で出たごみ類を処分することです。Photo_2 早速、柳澤スタッフのトラックと松村健さんの軽トラ、そして私の車にもゴミの入ったフレコンを積み込み、、現場と処分場を二往復しました。柳澤スタッフがトラックを貸してくれましたので、スムーズに処分作業が出来ました。柳澤さん、松村健さんご協力ありがとうございました。Photo_3 Photo_4Photo_5 午後は、年内に予定している補植の苗木をネットに入れ、明日の森作業の準備をしました。本日の作業は年内に行う大切なゴミ処分でしたが、皆様のご協力でテキパキト作業が進みました。本日はお疲れさまでした。Photo_6 MPhoto_8
本日の作業者は、松村健、柳澤、橋倉、加賀でした。(報告者:済賀正文)

2021年10月25日 (月)

人間の都合で荒らした花嫁街道の森にベンチを設置

1634983589721 前日(22日)の大雨が嘘のように晴天となった10月23日(土)。森びと千葉県ファンクラブの現場活動には最高の日。当地は、ファンクラブ代表・相川さんが何十年間も補修している県の最南端南房総市和田町の「花嫁街道」。首都圏から訪れる気軽に歩けるハイキングコースです。

1634550059011 当日は、「倒木を利用したベンチ作りIN花嫁街道」と題して、当ファンクラブメンバーとJREU千葉のOB、そして地元から参加してくれた方々10名が活動してくれました。何と平均年齢が70歳のシニアたちでした。1634983604493 現場に向かう途中、今年の10月の台風16号の被害で通行止めとなり、コース変えて里見伝説が残る五十蔵口より目的地の見晴台へ向かいました。コースはかなりの急こう配でしたので大息を吐きながら目的地を目指しました。1634550036366    事前の準備をした地元の方々と相川さん(写真:上下)1634550042108 見晴台での作業は順調に進みました。ベンチ材は相川さんと地元の方々が用意してくれていました。その材をベンチの長さにカットし、皮をむき、チェンソーによる整形し、杭の穴を掘るなど、3時間程でベンチを作り上げました。好天に恵まれましたので、シニア達は大汗を流しながら、老体にムチ打ちつつ、ヒノキの香りに和みながらのベンチ作りができました。真新しいベンチを5脚設置し、みんなで試し座りを行ない、子供のように森の中に歓喜を轟かせました。途中、何組かのハイカーと出会い、台風の被害やベンチ作りの話をすると、ボランティアで花嫁街道を維持していることに驚いていました。

1634983596464 1634983611042 当ファンクラブがこの活動を始めようとしたのが今年の夏。森びとの会員でもあるJREU千葉のOB会と一緒に、温暖化にブレーキをかけるために何かできないかと話し合い、まずは、巨大台風の被害現場を見ながら考えようとしたことが始まりでした。 相川さんからは、森の所有者の高齢化とそれによる森の管理不能、さらに所有者が不明ということで森は荒れ放題で、今回のベンチ作りの材のヒノキも2年前の台風被害木であることが話されました。70年前に将来の生計を考えながら植えたケヤキがたった1日で倒れてしまいました。また、漁業の材として植えられたマテバシイが根元から倒壊している姿は台風の影響だけではなく、私たちの生活の要因でもある地球温暖化の影響を受けていると考えなければなりません。三方を海に囲まれ高い山がない千葉県では、温暖化の影響は生活に直結し被害は甚大になります。現地でこの光景を目当たりにして、参加者全員で考えることにしました。1634550065563

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 ベンチ作りが終了したのち、作業の感想と森が荒れていることに様子を見た意見を出し合いました。地元の北見さんからは「異常気象と簡単に言っているが、しっかりと見なくてはいけない。ヒノキの木も子や孫のためと思って植えたのだろうが、暮らしの為にやってきたことがこのような結果になった。森とともに生きることの難しさ。まして、これからは自然災害が多くなる。日本だけではない世界各国の行き過ぎた経済活動の結果が異常気象をつくっている。」と話してくれました。1634983623268 私たちは森と生きていくことの大切さとは何かを考えずにはいられません。被害木だけを見るのではなく、その要因は人間の暮らしがつくっていることを見なくてはなりません。千葉森びとファンクラブでは今回の活動を一過性にせず、今後も継続していくことにしました。次回は、地元の女性たちを招いて話し合いを行うこととしました。 (森びと千葉県FC・高梨 厚)

2021年10月24日 (日)

市民の力で第9回鎮魂復興市民植樹祭が大成功!

 本日(24日)の天気は秋晴れ、第9回南相馬市鎮魂復興市民植樹祭は原町区金沢地区内で開催されました。植樹祭はコロナ禍での縮小開催になり、参加者が南相馬市民限定で行われました。参加者は200名、植えた苗木はタブノキ等の21種、約3,000本(森びとプロジェクトから500本贈呈しました)でした。P1020215     犠牲者の御霊に菊を供える応援隊副代表・菅野さん

 開会式が始まる前、参加者全員で東日本大震災で犠牲になった方々と7月に他界した宮脇昭先生のご冥福を祈り、黙とうを行ないました。開会式は、森びとプロジェクト代表・中村幸人さんの言挨拶から始まり、藤原一絵先生の植樹指導を受けて、参加者はAブロックからEブロックに分かれて植樹を行いました。P1020225

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P1020227    心を込めて植える森びと・中村代表

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 参加者は市内の企業や団体、そして家族ずれでした。子どもたちには森びと缶バッチをプレゼントしました。参加者の約半数以上がリピーターでしたので植樹は手際よくすすめることができました。70歳の男性からは「毎年行われる植樹を楽しみにしている」、30歳代の女性からは「子ども一緒に木を植えることができ、苗木の成長が楽しみです」と話していました。来年は全国から多くの方々が集って植樹祭が行われるようにしたいと願った一日でした。参加された皆さん大変お疲れさまでした。1634963564311      前日の植樹祭準備

 本日の植樹祭では、南相馬市民でつくる「応援隊」と森びとプロジェクトがサポートしました。森びとの中村さん、大野さん、清水さん、加賀さん、濟賀さん、森びと福島県ファンクラブの斎藤さん有難うございました。昨日も植樹祭の準備をしてくれました応援隊の皆さんお疲れさまでした。1635058522414

     植樹祭をサポートした応援隊と森びとの皆さん

 本日の植樹祭をサポートした応援隊の渡部代表、松林副代表、菅野副代表、小川事務局、桜井勝延前南相馬市長、道中内さん、菊地さん、東城さん、村西さん、岩橋恵美さんの皆さん、丁寧な植樹サポートありがとうございました。(報告:応援隊・岩橋 孝)

2021年10月21日 (木)

渡良瀬川にかかる虹が「里親植樹」を応援!

 昨日10月20日(水)の足尾の朝は、霧が立ち込め森びと広場の9時の気温は11℃でした。徐々に晴れ間が広がり、ゲート担当をしていた橋倉さんから、「足尾ダム周辺に虹が出ていた」と報告があり、林子さんが、撮影した渡良瀬川にかかる虹の写真を見せてくれました。

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 10月が今年最後の「第6回里親植樹」となります。9時10分から済賀スタッフが入れたコーヒーを飲みながらミーティングを行い、本日の作業打ち合わせを行いました。今日は差し入れが多く、橋倉さんから“おかきの詰め合わせ”、柳澤さんから“栄養ドリンク”、唐澤さんからはハートの形のおせんべい「きのどくな」。富山方言で“ありがとう”という意味だそうです。筆者清水からは“牛タンせんべい”です。森作業に力が入ります。

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 66名の皆さまから里親植樹の申し込みをいただき、95本の苗木を臼沢西の森に植樹します。渡良瀬川源流の森が元気になります。

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 外は晴れているのですが、作業小屋の屋根に雨の当たる音が聞こえはじめ「天気雨」での作業スタートとなりました。

 軽トラック2台に道具と苗木を載せ臼沢西の森に出発しました。「臼沢の森第2ゲート」前から背負子に苗木を入れたネットを載せ、植樹地に運びました。久しぶりに唐澤さんが森作業に参加し、苗木の重さを感じながら足取り軽く運び上げてくれました。

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 植樹地に到着し、済賀スタッフの指示で苗木を配り植樹が開始されました。苗木の根が伸びるようにスコップで穴を掘り、黒土と植樹地の砂土を混ぜ土壌をつくります。柔らかくなった土壌にポットを外した苗木を植え優しく押さえ、幹が風で振られないように篠竹に麻ひもで縛りました。

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 時折、松木沢上流から強い風が吹き、小雨が横から降りつけます。天気予報では「木枯らし1号」が吹くと伝えていましたが、普段から風が吹き抜ける足尾にも「冬の足音」が近づいているようです。 

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 無事すべての苗木の植樹を終え、集合写真撮影。食料の少なくなる冬は、動物たちが食べ物を求め植樹地に入り込みますので、点検を怠らず育樹活動を行っていきます。

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  下山後は、森びと広場、みちくさ、松木の杜の桜の樹皮を守るために巻いていた獣害ネットがきつくなっているので、ネットの交換とネット内で幹から伸びた横枝を選定しました。

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 昨年、松木の杜に植えた桜の木には肥料、炭などを根の周りに撒きました。15時を過ぎ作業に区切りを付けて後片付けをしました。 

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 11月から始まる臼沢の森の階段補修についてミーティングを行い本日の森作業を終了しました。久しぶりに森作業に参加した唐澤さんからは「仕事に集中させていただき、2年半ぶりに足尾の森作業に参加しました。離れていても足尾の森はどうしているかなと気にしていました。来年はシーズンに1度は参加したい」と抱負が述べられました。

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  2021年里親植樹に申し込んでくださった皆様に心より感謝申し上げます。冬は足尾の動物たちの食べ物が減り、幼木や樹皮を食べ命をつなぎます。足尾のスタッフ・サポーターが獣害柵や林内の樹木の点検を怠らず育樹活動を行っていきます。2022年の里親植樹への参加をお待ちしています。

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 本日の参加者は、鎌田さん、橋倉さん、松村宗雄さん、大塚さん、山本さん、福原さん、加賀さん、済賀さん、柳澤さん、林子さん、唐沢さん、そして、筆者でした。

(報告:清水卓)

 

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