秋晴れの下、“いのちを守る森づくり”に汗を流しました。
10月31日(土)、足尾松木郷は晴天に恵まれ、絶好の森作業日和となりました。
8時30分の作業小屋の寒暖計は10℃、午後には16℃まで上がりました。今日はJR貨物労組(以降JRFU)の皆さんが臼沢「JR貨物労組の森」の育樹作業を行います。
9時20分にJRFU関東地本・菊地委員長とリーダーの皆さん17名が森びと広場に到着。ミーティングを行い、菊地委員長より「千葉県が豪雨被害に遭い、その要因の一つに海水温の上昇があるそうです。なぜ海水温が高くなっているのか原因を考えよう。JRFU“いのちの森づくり運動”も20年になります。酸素を供給してくれる木を一人20本植えようと植樹を行ってきました。厳しい自然環境と動物の食害もあり5月に補植を行った。今日は草を刈り、木々の生長を確認しよう。」とあいさつをいただきました。
永島運営委員より今日のスケジュールが報告され、準備を整えて「臼沢の森」に向かいました。
「臼沢の森」入り口で荷物を分担し、急な木の階段を登り「JR貨物労組の森」に向かいました。とちの木の葉が黄に色づいています。本格的な紅葉はこれからです。
「JRFUの森」に到着し植樹地を眺めると、8月にスタッフが草刈りを行った場所は思ったほど伸びていませんでした。入口に設置した木の階段は、豪雨の影響か流された土で埋もれており、土を取り除き登れるようにしました。
刈り残した斜面上部の草刈りを行い、草に埋もれていた幼木に幹ガードを取り付けました。
幹ガードを取り付けた南側の木々は大きく生長しており、5月に補植した幼木も根が活着している様子です。
50才代が多数を占める中、19才、20才の若い組合員も初参加しており、草と幼木の区別や急斜面での草刈りで足を滑らせないよう先輩が声掛けながら作業が進められました。
森びとスタッフを含め20人の大人数で作業もはかどり、午前中で草刈り、幹ガード取り付け、獣害柵の補強を行うことが出来ました。組合員のみなさんの苦労が木々の生長につながり笑みがこぼれました。お疲れ様でした。
11時30分に作業を終了し、下りで転ばぬよう気をつけながら下山し、昼食にしました。
午後は13時10分から「民集の杜・西」の散策を行いました。林床の苔の感触を楽しみ、ベンチに腰を掛けて目をつむり、そよぐ風や葉擦れ、鳥のさえずりや川のせせらぎ、空気の匂いなど森に包まれた感覚を味わいました。上を見上げると、海の中にいるのかなと勘違いするような青い空が広がっていました。「風と太陽の光が心地いい」と感想が出されました。
作業小屋に戻り、森の手入れや森を散策した感想や意見交換を行いました。
・今回初めて山(臼沢)に登りました。草ぼうぼうでしたが、草を刈ってきれいになり、感慨深かいです。
・何年かぶりに参加。草ばかりだったところが森になっていた。森の散歩も初めて。天気も良く達成感がありやってよかった。
・今まで経験したことのない雨が降り、JRも線路が流され久留里線は廃止。貨物会社も無関係ではいられない。
・若い時は、植樹活動を何でやらなければならないのかと思ったが、今、地球温暖化・気候変動が激化している。地道に活動を広げていき、若い人が森に触れる機会をつくり出していきたい。
など、本日の森作業を通じて、地球環境の変化によって働く現場や働く者の命と安全が脅かされている現実も出されました。
JRFU組合員の皆さんの協力により着実に木々が生長しています。今夏の豪雨は各地に土砂崩壊をもたらし人々の命と暮らしに大きな影響を与えました。ベテランと若い組合員の皆さんと共に、かつて下流域に洪水被害をもたらした渡良瀬川源流の森を“いのちを守る森”へと育てていきましょう。本日はお疲れ様でした。
本日の森作業にはJR貨物労組から17名の組合員が参加。森びとスタッフは、永島さん、加賀さん、筆者清水でした。
(報告:清水 卓)






























最近のコメント