あたたかな陽ざし感じ森作業
本日の足尾は、9時30分、気温0度、風も弱く少し暖かく感じる一日でした。今年初めての臼沢の森の獣害柵点検を行いました。
清水スタッフが責任者になり、臼沢の森とその一角にある「貨物の森」、さらに臼沢西の森(里親植樹地)の獣害柵点検・修繕作業を3組に分かれて行いました。
一組、清水スタッフ、加賀スタッフ、柳澤スタッフ、田城スタッフの4人は、臼沢の森をシカやサルなどから樹木を守っている獣害柵の点検・修繕を行いました。臼沢の森全体を点検することはできませんでした。西側斜面のJR貨物植樹地の手前の柵の柱が根元から折れていると
二組の済賀スタッフ、坂口スタッフは「貨物の森」を点検しました。ここは、獣害柵があるのですが、植えた幼木がシカやウサギなどの食害にあってきました。それでも、春になると幼木の根元から芽吹いて太陽に向かって生長しようとしていました。その小さな芽を大切にしようと、昨年から各木々に幹ガードを取り付けました。その甲斐もあってか、大きく生長していました。幹ガードが無いものはサルなどによって木の皮が食べられたものもありました。森の中に入られないように亀甲金網を取り付けました。
三組の山本スタッフ、橋倉スタッフ、林子スタッフ、そして大野が臼沢西の森に行きました。先ずは、手分けして獣害柵が壊されていないかを点検しました。それから柵の外側と内側に分かれて、壊れた個所を柵の内と外から一緒に修繕しました。急斜面ですので、登りも大変ですが、下りでは「膝が笑」いそうになりましたが踏ん張って、7か所程、曲がった柵の戻し、折れたポールの取換え、金網の修繕などを行いました。帰り道にフキノトウが出ていたことにみんなが「ワァ~こんなに早いの」と驚きました。
臼沢西の森の出口付近の柵も壊されていました。そこで、一組の4人の皆さんと一緒になり柵を修繕しました。また、通り道近くに突き出ていたエル型鉄骨が危ないので、みんなで怪我しないように直しました。すでにその時12時50分を過ぎていました。
昼食をとり午後は、柳澤スタッフから、シニアボランティアに向けの健康に優しい「カルタ第3弾」の発表がありました。森びと20年の活動で、長年森づくりに尽力してきた森ともを労う心配り、情熱に驚かされました。その後、田城スタッフから、森びと「20年の動画」作成の過程が紹介され、意見交換しました。
本日はお疲れ様でした。
本日の森作業は、清水、加賀、済賀、田城、柳澤、坂口、林子、山本、橋倉、そして筆者大野でした。
<報告者は大野昭彦>
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