”希望の遺産”になってほしいと願い100年の森づくり
森づくり20年間を迎える最終作業といえる森の手入れを行ったシニア1期スタッフ。集ってくれた方は森びと次世代の福原さんと済賀さん以外は後期高齢者の5人。ミーティング前は松村宗さん手づくりの柚子胡椒と辛そうなトウガラシの話し、その後は予定していたアジサイの移植時期をめぐった意見交換、話し合いの結果は移植用の穴だけを掘ることにした。 その前段の作業として、「森びと広場」に植えてあるイチョウの100年後の樹冠を考えた間隔拡大のイチョウ移植チーム、森びとインストラクター・塚崎さんから頂いたポポーを「民集の杜西」から「果樹園」に移植するチーム、「みちくさ庭」の開墾前の準備をするチームに分かれることにした。
前段の作業は1時間ほどで終了させ、全員がアジサイ移植地の草刈りと穴掘りをした。昼食頃になると雨が降ってきたので穴掘りを終了させ、穴は50カ所を掘ることができた。 昼食後のお茶では、正会員・照井さんが帰郷するにあたって森びとスタッフへ届けてくれた御菓子と橋倉さんの沖縄土産を食べながら、袴田さん無罪確定に至るある裁判官の正義と、100年後にトキを放鳥させたい「アサザ基金」の生態系復活の活動等の話(『信濃毎日新聞』記事)になった。 雨が止んだ午後は、植物の遷移を体感しようと始めた「輪廻の森」の生長観察と草刈り、「みちくさ庭」のヤシャブシ伐りとアジサイの試し移植を行った。松木川岸に植えたヤナギ、オオバアサガラ等を担当している福原さん、鎌田さん、山本さんは枯れることなく生長している様子を見て、嬉しそうだった。 アジサイの試し移植用の株は大きく、密集しているアジサイ株を掘り起こすのは大変だった。ひと株だけを掘り起こし、アジサイエリアに移植した。枯れずに冬を越してほしいと願った。 照井さん、松村さん、橋倉さんありがとうございました。今日の作業は、鎌田、山本、松村宗、橋倉、福原、済賀、報告の髙橋で行った。
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