鎮魂復興市民植樹祭応援隊第9回総会&勉強会を開催!
3月26日、13時より南相馬市鎮魂復興市民植樹祭応援隊第9回総会を南相馬市民情報交流センターにおいて開催しました。会員ならびに市役所職員(植樹祭担当の経済部農林水産課)の皆様にも出席をいただき成功裏に終了することができました。
冒頭、3.11東日本大震災、東京電力福島第1原発事故、津波から12年、亡くなられた皆さまのご冥福をお祈りし黙とうを行いました。今だ行方不明者もおり、復興は道半ばであります。私たちは絶対にこの事実を忘れることなく、原発に依存しない暮らし、避難者が帰還できる故郷の復興を目指すことをお互い心に誓いあいました。
総会は、小川事務局の司会で始まり、議長に松本スタッフが選出されました。渡部代表からは、「これまでの応援隊の活動を通じて会員相互の絆と信頼が深まり、木の生長と共に私たちも大きく成長させていただきました。今後も継続して森づくりに頑張っていきましょう。」とあいさつがありました。高野光二県会議員からは応援隊総会への祝辞メッセージが届けられ岩橋事務局より披露されました。
南相馬市役所からは、植樹祭担当の経済部農林水産課長・佐藤英典様からご挨拶をいただきました。「応援隊と共に6月11日の第11回南相馬市鎮魂復興市民植樹祭を成功させていきましょう」と力強い決意がのべられました。
引き続き議事に入り、2022年度活動報告、2022年度収支決算、会計監査報告を行い、異議なく全体で承認されました。その後、2023年度活動計画、2023年度予算案が提起され異議なく決定されすべての全ての議案が承認、可決され第9回総会は無事終了しました。
総会後、第2部では東城スタッフが中心となって、参加者全員での「気候危機、脱炭素社会Q&A」の資料を活用した読み合わせの学習をしました。森づくりには、体力や気力が大切であるがこれからは知力も大事であることから発想し、積読でなくみんなで読み合わせながら理解を深め広めていきましょうと目的が話されました。
参加者からは、活字が小さくて読みずらかった面があったが音読することによって理解することができた。今後も機会があればいいですねとの意見が聞かれました。
櫻井勝延応援隊顧問からは、「脱原発と再生可能エネルギーをめぐる状況と課題」についてわかりやすく話されました。「脱原発をめざす首長会議」の世話人の一人でもあり世界に状況を今後も発信していく決意ものべられました。短時間の学習を兼ねた勉強会でしたが今後もテーマを決めて企画していくことを確認し終了しました。
私たち応援隊は、結成からまもなく8年を迎えます。今回総会で、渡部代表から松林新代表にバトンが渡されました。松林新代表からは「これまでの森づくりの経験を活かし未来の子どもたちに語り継ぐために情熱をもって取り組んでいく」決意が話されました。応援隊は、会員相互の絆と信頼を築き、山と心に木を植えていくために楽しい森づくりを誓い合い総会、学習会は無事終了し散会となりました。
会場周辺には白いモクレンの花が春雨に濡れて寂しそうな様相でしたが、集まった会員スタッフの笑顔と元気さで寂しさは吹き飛んだ筆者でした。出席者は、櫻井顧問、渡部新顧問、松林新代表、菅野副代表、小川事務局、山田事務局、岩橋事務局、小林スタッフ、道中内スタッフ、原田スタッフ、松本スタッフ、岩橋恵美スタッフ、東城睦子さん、筆者(東城)でした。市役所の佐藤英典様ありがとうございました。出席された皆様大変お疲れさまでした。
(報告 東城敏男)
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