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2022年7月の20件の記事

2022年7月15日 (金)

森づくりの一歩を踏出した足尾での森作業

7月9日、神奈川県ファンクラブのメンバーとJR東労組横浜地本OB会の有志の皆さん15名は足尾に行ってきました。Photo 当初の予定では里親植樹で苗木を植える予定でしたが、先月下旬からの猛暑によって植樹場所が乾燥して植えた苗木が枯れてしまう恐れがあるということで、植樹は延期になりました。森作業は初めてという方が3名いましたので、神奈川県在住の熊森協会の方から預かった苗木15本を、日陰があって比較的水分の多い松木川沿いの場所に植えました。Fc20220705      上:預かった苗木
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2苗木植えから変わった森作業はヘルメットを着用して、鋸鎌を持って里親植樹会場の除草でした。参加者の多くが里親植樹に参加した方々でしたので、自分の苗木の生長をチェックしながら、皆さんは大汗をかいていました。Photo_3 その後は、里親の東側で生長している「臼沢の森」に入り、17年前に植えた木々が恵んでくれた涼やかな風を浴び、ほてった身体をすっきりさせました。森の中では、森が人間にとっていかに大切なものなのか等のレクチャーを大野さんから受けました。作業の疲れをひと時忘れ、安らぎを感じられました。Photo_4 昼食後は意見交換を行いました。初めての方からは「今回来られてよかった。また来て頑張りたい」、何度も足尾入りしている方からは「第1回目当時は草地だった所が立派な森になり、やってきた意義を実感できてよかったと思う」、「これからもファンクラブの仲間を増やして足尾を訪れたい」などの感想が述べられました。Photo_5 私たちは昨11月に結成総会を行い、今までこれといった活動ができませんでした。今回、植樹・育樹作業を行うことで一歩を踏み出すことができました。今後も足尾に入り、森と友だちになりながら、神奈川の地で何ができるのかを知恵を出し合っています。(神奈川県FC 滝沢和男)

2022年7月12日 (火)

熱波・干ばつの奥にある”命のつながり”の悲鳴

 アメリカ・ヨセミテ公園の森林が延焼中。幹の間を車が通れる程の太さの幹、樹高は60㍍を超える巨木のセコイアに燃え移るのかと心配です。必死になっている消防隊員の消火作業中の海外ニュースを観ていると、胸が熱くなります。セコイアとの出会いは12年前、私はヨセミテの森に立つと人は森に生かされていることを教えられました。

P7101312  5月上旬、パキスタン北部で氷河湖が決壊して洪水が発生しました。原因は熱波で氷河が解けたと言われていますが、その後もインドやパキスタンでは気温50℃を観測しました。イタリア北部の標高約3300㍍の山頂では氷河が崩落し、ハイカーが命を奪われました。その他にも猛暑の影響は観光業や農業にも打撃を与え、北半球の人々の生活を脅かしています。2 Photo 先週末、足尾・松木渓谷入口でのんびりすることが出来ました。松木川から吹き上げる涼しい風が運ぶカジカガエルや蝉の声を聴きながら、草花の密を吸う昆虫を見ていると、私の存在は川、風、昆虫、草木の一員に過ぎないことを実感できました。

 2013年に故・宮脇昭先生からいただいた『森の力』を読み返し、「いのちを守る循環システムの母体は森である」、「人が森をつくり、森が人をつくる。・・・人生において、社会、国家、人類、生物において、何が一番大切なのか。それは“いのち”です。」ということから、参議院選挙後の政治動向を見ていきたいと思いました。Photo_2

Dscn7723 今週末(7/16)は故・宮脇昭さんが天空の杜に旅立ってから一年です。足尾グランドキャニオンと草花、虫たちが発している予兆に少しでも近づけられた気がしている私です。(顧問 高橋佳夫)

2022年7月10日 (日)

臼沢の森、最上段の草刈り終了しました。

 今日(10日)足尾松木の気温は8:20で23℃ありました。余り風も無く快晴の空を見ると、今日も30℃を超す暑さになりそうです。

 打ち合わせは、いつもの作業小屋ではなく、「うんしゅう亭」で行いました。とても涼しく行うことが出来ました。本日当初の予定では「りんねの森」赤土エリアに植樹をする予定でしたが、このところの異常な暑さで植えても直ぐに枯れてしまうことが必定だろうということで、植樹は延期することとし、「臼沢の森」の最上部、昨日草刈りをした残りの部分の草刈りをすることとしました。Img_3718 軽トラに、刈り払機2台と草刈り鎌を積み込み、熱中症予防の水、経口補水液を各自持参し「臼沢の森」に入りました。中に入ると外とは5℃位の温度差がありそうで、「うわぁ、涼しい~。」と歓声が上がりました。刈り払機と途中の出入り口の修理のための道具を持って600段の階段を登っていきます。筆者は、昨年の階段補修以来の階段登りで息があがりました。昨年修繕した階段は、周りと同化して少し黒くなっていましたが、大変登りやすく皆が新しくして良かったねと言っていました。

Img_3722 Img_3723 最上段に着き、少し休憩をしてから鎌田さんと濟賀さんは刈り払機で、苗木を切らないように気をつけながらの草刈り、大塚さん、大野さん、弘永さん、小黒さん、小林さん、加賀(筆者)は、横一列に並び下から鎌で草を刈っていきました。草に埋まっていた苗木周りの草を刈り取り風通しを良くしてやると苗木が気持ちよさそうにそよいでいました。私たちもまた、涼しい風に当たり休憩を取りながらの作業をしました。Img_3738
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Img_3732 Img_3733 Img_3739 12時少し前に、最上段の草刈りが終了し達成感で一杯、笑顔の記念写真を撮り下山しました。途中で中間の出入り口の修理をしました。

Img_3741 Img_3745 昼食後は3班に分かれて、お盆を迎える旧松木村にあるお墓や、祠に花を手向けて足尾のご先祖様に感謝とお礼をしてきました。

Img_3747その後、下のビニールハウスの今後の使い方を現地でミーティングをし、そのための作業には何があるのかなどを打ち合わせました。

Img_3751 Img_3750 本日の作業はこれで終了しました。お疲れさまでした。今日の作業者は、鎌田さん、大塚さん、大野さん、濟賀さん、弘永さん、小黒さん、小林さん、筆者加賀でした。(報告:加賀春吾)

野草の花と昆虫に癒される足尾・松木沢

 今日は朝から29℃の気温で、湿気が高かく、蒸し暑い「みちくさ」オープンでした。10時頃になると、北寄りの風が吹き出し、標高950㍍付近の「臼沢の森」から刈払い機のエンジン音が聞こえてきました。森づくりメンバーが草刈りを開始しました。Photo Photo_2

 「みちくさ庭」の手入れをしていると、西方面から足尾グランドキャニオンからロッククライマーの声が聞こえてきました。今年は、目立つネジバナを見ながら、野ばらやつる植物の手入れをしました。

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Photo_4 昼頃になると、男性3人のロッククライマーがウメコバ沢から戻ってきました。その一人からは「クマが出ますか」と訊かれ、「小熊が出没しています」と伝えました。「臼沢の森」や「松木の杜」では小熊の目撃情報が続いています。Photo_5 Photo_6 本日松木沢には、ハイカー、ロッククライマー達10数人が歩いていましたが、「みちくさ」への訪問はありませんでした。Dscn0134  昼過ぎには沢風が吹き上げてきましたので、蒸し暑さが和らぎ、蝉とウグイスの鳴き声に、オカトラノオと蝶の動きやシオカラトンボの眼を見ていると不思議な気分になりました。Photo_7 能線量は0,11μSvでした。(舎人は高橋佳夫)

神奈川県ファンクラブの皆さんが森作業で汗を流してくれました。

 本日(7月9日)の足尾森作業に神奈川県FC15名の皆さんが来てくれました。足尾ダムゲートに9時待ち合わせ。2台のレンタカーで到着した皆さんを青空が迎えてくれました。

 「うんしゅう亭」で森びとプロジェクトから歓迎の挨拶をしました。森作業の打ち合わせをした後、足尾の植樹に初めて参加する方もいましたので、早速、スコップなど道具を準備しました。先月“みちくさ”に立ち寄ってくれた熊森協会の方が育てた苗木(コナラ)を神奈川県FCの皆さんが持参してくれたので、苗木を持って「りんねの森」に向かいました。

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 済賀スタッフから、植樹の仕方を実技指導しました。その植樹地は、芝生の様な草が生い茂っていたので、スコップで穴を掘り、土をよく混ぜてから丁寧に植えました。

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 その後、手袋とヘルメットを着けて、ノコギリ鎌を各自が持って、スッタフから森の案内をしながら「臼沢西の森」に向かいました。そして、参加者の中に「里親植樹」に申し込んでくれた方が居ましたので、その苗木を探し「あっ、これだ。元気で頑張っている!」とほほ笑んでいました。

 その植樹地の周りの草を1時間ほど参加者みんなで草刈りをしました。

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 終了後、下山して「臼沢の森」に入り、M&Mのベンチのとこまで登りました。そこでは、林内を心地よい風がすり抜け、自然のクーラーを「実感」でき最高の気持ちになりました。17年前、「足尾・ふるさとの森づくり」に参加された皆さんと一緒に植樹し、スタッフ・サポーターの皆さんと共に育樹活動をしてきた森に感動し、感謝しました。下山して、昼食にしました。

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 午後は、神奈川県FCの皆さんと交流会を行い、森びとプロジェクト高橋顧問から、「人間は森に生かされている」ことを考える大切さとお礼がのべられました。

 その後、神奈川県FC全員の皆さんから「やって来て良かった」「恩返しをすることが大切」「すごい森になった」「いい汗をかいた、また来る」「森に入って涼しいと感じた」「人は森に生かされていることが実感できた」など感想をいただき、交流を深めました。

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他のスタッフ・サポーター4人の皆さんは、同時間に「臼沢の森」上部の草刈りを行いました。午後は、りんねの森の「湿地ブロック」の水路整備を行いました。

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 神奈川県ファンクラブの皆さん、そしてスタッフ・サポーターの皆さんお疲れ様でした。

本日の森作業は、柳澤、鎌田、松村宗、弘永、加賀、済賀、高橋、そして、大野でした。

(報告 大野 昭彦)

 

2022年7月 9日 (土)

森の恵みに感謝するシニア達の心が弾んだ足尾・松木沢

Photo_2 久しぶりの「みちくさ」管理当番の「舎人」。天気は暑くなく、8時の気温は24℃の晴れ。部屋の拭き掃除をしながら訪問者との出会いを待ちました。Photo_5 Photo_6 Dscn0134 午前中は、「みちくさ庭」の散策と小さな畑の草刈りをしました。庭に咲く草花と足尾グランドキャニオンを紹介します。Photo_3 Photo_4 Photo_7かぼちゃの花が咲きました
 森作業は鎌田さん、松村宗さん、柳澤さん、弘永さんたち。4人は「臼沢の森」の草刈りをしてくれました。Photo_8Photo_9 最初は涼しい階段を登っていきますが、草刈り現場に着く頃は汗がにじみます。途中の木々は鹿や猿に樹皮が食べられ、痛々しいコナラが目立ちました。Photo_10 Photo_11 Photo_12Photo_13 作業は、苗木よりも大きく伸びている草を、刈り払い機と釜で刈りすすんでいきました。標高950㍍付近の急斜面の草刈りですから、草で足が滑られないように、そして蜂に注意しながらの作業をしてくれました。Photo_14 Photo_15 午後の作業は、秋に植える植樹場所に雨水が流れて土砂が堆積しない対策用の水路をつくる準備をしました。森作業担当の皆さん、お疲れ様でした。Photo_16 Photo_17 今日の出会いを「みちくさ」で待ちましたが、本日はひとりもいませんでした。11時頃、庭から「臼沢の森」を見ると、神奈川県ファンクラブの方々15名が、「臼沢西の森」の除草作業をしていました。神奈川FCの皆さん、ありがとうございました。Photo_18 午後、雷雨が来るかと思いましたが、暗雲だけが松木沢を覆っていました。本日の放射能線量は0,11μSvでした。(舎人は高橋佳夫)

2022年7月 8日 (金)

熱中症に注意して、晴天下の森作業!

 本日(8日)の足尾・松木(8時20分)は、22℃でした。風もなく快晴です。

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  9時のミーテイグで熱中症に注意して作業をすることを確認しました。本日の作業は、午前中は、新松木の杜と松木の森の草刈り、午後は、明日神奈川県ファンクラブの皆さんが苗木を持参して植樹をしますので、その受け入れ準備を行ないます。

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 午前中の草刈りは、刈払機に燃料を満タンにして二組に分かれて12時まで熱中症に注意しての草刈りです。杜の中は、日差しが当たらず少し涼しさを感じながら作業を進める事が出来ました。

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 昼食後は、森びと広場に涼しい風が吹いて作業がしやすく感じられました。テーブルと椅子を並べて完了しました。

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森びと広場の草刈りを4人で行ないました。

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Dsc06292 福原さんは、明日植樹するりんねの森の一つの赤土の植樹地の草刈りをして篠竹を目印として刺しました。

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 予定した作業を無事完了しましたのでミーテイグを行ないました。高橋顧問が到着しましたので一緒に話し合いを進めました。この話し合いの中で民集の杜から足尾ジャンダルを見える場所の草刈りを失念したことに気づき高橋さんと橋倉さんの三名で作業を行ないました。これで本日の作業が、本当に終了です。

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暑い中の森作業ありがとうございました。

 本日の作業者は、松村健さん、福原さん、橋倉さん、加賀さん、高橋さんと筆者でした。

                                           (報告:済賀 正文)

2022年7月 7日 (木)

爽やかな風にうたれながら森作業

 今日の足尾の天気は、晴れ間も見えましたが曇りでした。

 8時30分、遊働楽舎“みちくさ”のトイレタンクの汲み取りのためにバキュームカーが到着したので済賀さんが対応してくれました。残る3人は、苗床のポット苗の水撒き。ポット苗の乾燥を防ぐために土を被せてから、水をたっぷり撒きました。

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 それから朝のミーティングを行い、さっそく「民衆の杜」の草刈りの準備をしました。刈り払い機に燃料を入れて試運転を行い、軽トラに刈り払い機と補充用の燃料を積み込み、民集の杜に向かいました。

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「民集の杜」入り口付近の草は鎌田さんが刈ってくれましたので、その奥に行き二手に分かれて通路の草刈りをしました。途中、群馬県桐生市の樹徳高校生が植樹してくれたエリア近くに、動物が木の実を食べたような跡がありました。杜の案内をする際に、参加者が安全に歩けるように丁寧に草刈りをしました。12時少し前に終了しました。

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 昼食後は、トイレタンクの汲み取りの際に、作業者の方から「雨水が入っているようだ」と指摘があったので、浄化槽に雨水が入らないように雨水路をつくりました。

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  その後、福原さんの提案で、りんねの森の土壌改良エリアの植樹地に穴を掘り、黒土を入れて苗木を植えるまでどのくらいの時間がかかるか、やってみることにしました。

 済賀さん、福原さんは、深さ・直径が45cmの穴を掘り、黒土を入れて、元の土と混ぜて植えるまで8分かかりました。思ったより時間がかかるので、この工程を前段の準備作業として完了しておけば植樹当日の負担を減らすことが出来ることが分かりました。

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 道具を片付け作業小屋の戻り、新型コロナウイルス感染が拡大する状況となる中で、明日からの草刈りについてのミーティングを行い終了しました。

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本日の森作業は、福原さん、橋倉さん、済賀さん、そして筆者の大野でした。

(報告 大野 昭彦)

2022年7月 2日 (土)

お盆を迎える準備、祠、墓石周りの草刈りに汗流す

 本日は7月2日(土)、足尾は朝から快晴です。8時45分に作業小屋に到着。温度計を見ると28℃でした。福原さんが新潟の実家で育てた柳の苗木を持って森作業に参加してくれました。

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コーヒーを飲みながら打ち合わせを行いました。足尾は7月にお盆を迎えます。松木川沿いに点在する墓石や祠が草に覆われているので、まずはお盆を迎える準備として草刈りをおこない、その後は苗木への撒水を行うことにしました。

刈り払機を準備し、刃を取り換え、燃料を入れてエンジン始動。動作確認をして軽トラックに積み込み墓石に向かいました。怪我をしないように刈る場所の距離を取りながら草刈りをしました。

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次に祠に移動し、祠周りと道路の草刈りを行いました。最後は、高台の墓石周りの草を刈りました。花立てが汚れているので回収し綺麗にしました。

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 草刈り後は、福原さんは苗木への撒水。鎌田さんと筆者は、昨日橋倉さんから「みちくさのトイレの調子が悪い」と連絡いただいたので、点検し修繕を行いました。

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 昼食後は、筆者は“みちくさ”の舎人に入り、鎌田さんと福原さんは河川敷の植樹地に柳の苗木を植えました。

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 13時頃、宇都宮から松木渓谷の散策に訪れたご夫婦が立ち寄ってくれました。中倉山に向かう人が多い中で、環境学習センターの方に松木渓谷の情報を聞き、“みちくさ”があることを教えていただいたそうです。暑さのせいかシカやサル、クマなどの動物に出会うことが出来ず残念そうでした。お話を伺うと子供の頃に足尾に来たことがあり、その当時は木々が少なく荒廃地の様相でしたが、緑が増えていることに驚いている様子でした。みちくさ看板前での写真撮影に快く応じてくれました。またのお越しをお待ちしています。

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 その後は、ロッククライミング帰りのクライマーが通過していきました。

 

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 14時を過ぎると東の空が暗くなり雷が鳴りだしました。15時過ぎに中倉山の上空から雷鳴が聞こえるようになると雨が降り出しました。「植えた苗木に恵みの雨だ」と喜んだのもつかぬ間。すぐ止んでしまいました。

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 14時の気温は32℃まで上がりましたが、雨後は27℃に下がりました。15時30分を過ぎ下山してくる登山者やハイカーが見受けられないので“みちくさ”の戸締りをしました。

 本日の訪問者は2名でした。

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 森びと広場に向かい、刈り払機と植樹に使用した道具類を片付け帰路につきました。

本日の舎人担当は鎌田さん、筆者清水。森作業は福原さんでした。お疲れ様でした。

(報告 清水 卓)

岩手県FC・秋田県FC合同の八幡平の森での草刈り

 6月26日(日曜日)、朝7時半。森びと岩手県FCと秋田県FCのメンバー10数名が集まり、八幡平の足尾鉱山跡地、通称元山に3年目の苗床整備に出発しました。盆地の盛岡も梅雨入りで蒸し暑い日が続いてましたが、山道を上がって行くと空気も冷んやりして来て、気持ち良い作業ができそうな予感がしました。2015

 かつて炭鉱で賑わった廃墟跡地を過ぎると、元山に到着です。目の前に緑が広がっています。昨年よりも森になっていることが分かります。下草もしっかり繁茂していました。 一同は車から降り、軽くミーティングをし、目的地の畝まで歩きました。道の両側にミズナラ、コナラ、ヤマザクラ、ヤマボウシ、シラカバ、カツラ、ケヤキなど10年ものの樹種が、風雪に耐えながら成長している姿がありました。太い枝が折れてしまっていたものもありました。

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 目的地に到着し、それぞれ草刈機や鎌を持ち、生い茂った下草を刈り始めました。草刈機は主木の幹を切ってしまわないように注意が要ります。手鎌も、丁寧に下草を刈り取ることで、日陰を無くし風通しを良くしてあげました。また、土の状態によって成長具合がだいぶ違うことを感じました。給水休憩を間に挟みながら、皆黙々と作業に取り組みました。すると2時間程で予定の場所の整備を終えることができ、日差しも強くなって来たので下山することにしました。Photo

 車まで戻る道中、熊のフンを発見しました。皆、心地良い疲れを感じながら、来た時より晴れやかで良い顔になっていたのが印象的でした。    

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(報告:岩手県FC 高野秀幸)

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