南相馬市から感謝状をいただきました
本日、福島県南相馬市から感謝状が届きました。これは、東日本大震災から10年の節目に際し、南相馬市民や市内の団体に対し支援をした方々が対象となるようです。本来は11月3日に南相馬市で市民が参加する感謝状贈呈イベントが開催される予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、残念ながら延期となりました。
2011年4月から会員に呼びかけをして岩手県、福島県、宮城県に復興の応援をしました。
2012年NPO法人での第7回通常総会において、南相馬市の進める復興事業計画を応援することを決定し、海岸防災林や森の防潮堤づくりがスタートしました。
桜井勝延市長(当時)には、「足尾・ふるさとの森づくり」に参加をしていただき、苗木を提供していく目録を手渡しました。
2013年10月6日、第1回南相馬市鎮魂復興市民植樹祭が開催されました。相馬農業高校農業クラブの生徒、南相馬市民と一緒に前段に宮脇方式の森づくりについて学ぶ市民サポーター養成講座を開催し、森びとインストラクターと一緒に、植樹祭の参加者への植樹方法をレクチャーを力強く行ってくれました。
2015年2月に「南相馬市鎮魂復興市民植樹祭応援隊」(通称:応援隊)を発足しました。市民が中心となって植樹祭の準備、植樹後の育樹、各地から届く苗木への撒水や草取りを行うことになりました。初代代表の西銑治さん(左)、現代表の渡部俊一さん(中)、事務局の小川尚一市議(右)。
JR東労組の皆さんは組合員・家族がどんぐりを拾って、3年間ポット苗で育てたものを毎年南相馬市に嫁いでくれました。
また、組合員の皆さんが市民植樹祭や草刈りにも来てくれました。植樹祭会場の草刈りは最低3年間は必要となります。応援隊の皆さんが市役所と連携をして草刈りを開催し、毎回150名以上の市民が参加をしてくれるようになっています。
植樹祭実行委員会では、震災や津波そして原発事故で犠牲になられた方々への追悼と鎮魂を捧げ、復興への祈りを願う場としての献花台の設置を要望し、実現しました。金子恵実衆議院議員(下)には草刈りにも参加をいただいています。
現在の2013年の第1回植樹祭会場(下)です。すでにヤマザクラの樹高は4mを超えています。幹回りは30cmほどにまで成長しています。
今回の感謝状は、森びとプロジェクトだけではなく、この間協力をしていただいた森びとの会員の皆さん、現場で活動を担ってくださっている応援隊の皆さん、植樹祭での植樹指導を担ってくれた森びとインストラクターの皆さん、地元相馬農業高校農業クラブの皆さん、市民サポーターを担ってくださった市民の皆さん、前段準備や草刈りに協力をして下さったボランティアの皆さん、苗木づくりをはじめ協力をしていただいたJR東労組の組合員・家族の皆さん、活動を支えてくださったイオン環境財団のお陰と思っております。本当に心から感謝申し上げます。今後もお力添えをいただきながら、これまで同様南相馬市のいのちを守る森の防潮堤づくりを応援していきます。(報告:運営委員 小林敬)
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