自然との向き合い方を考えながらの森作業
今朝の足尾・松木沢は気温19℃、小雨の降る生憎の天気でした。その”自然の恵み”は、今日の森作業への手伝いでした。熱海の土砂流出で犠牲なっている方々には申し訳ありませんが、この雨は苗木の元気の素です。
今日の作業は、松木の杜の草刈りにしました。松木の疑義は草に負けない大きさに生長していますので、散策路や遅くに植えたシラカンバの若木の周辺を中心に行いました。
そんな中で、見つけたのは桜の若芽の目だったことです。天空の森にいる故・岸井さんが植えた桜の実生なのかと、それを見ていると感慨深いものがありました。また、草の下からからは沢山の白い花びらが散っていました。なんとナツツバキの真っ白い花でした。今年は、甘いにおいがする白い花びらを観ることができませんでした。足元には、ホタルブクロの淡い紫色の花が静かに咲いていました。こころ癒されました。
昼休みの休憩では、熱海の大規模な土石流の話になりました。土石流起点の造成に関することが疑われ、自治体の許可など判断に疑問をもちました。被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。今日の森作業は、鎌田と筆者でした。(報告・橋倉喜一)
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