足尾・松木沢の森の若葉は爽やかな風を運んでいます
足尾・松木沢の木々は、新緑の時を過ぎて濃い緑に変わり、若葉が運ぶ爽やかな季節を迎えています。昨日の朝9時の気温は15℃、現場は新型コロナ感染の騒ぎを忘れさせてくれるような空気が私たちを包みました。
森びと広場の八重桜は最後の輝きを見せ、「民集の杜」の赤いツツジは低木の存在を主張し、「新松木の杜」のヤマユリは、少し見ない間に90cmも背を伸ばし、美しい花とその香りへ私たちを誘ってくれるようでした。
昨日(5/12)の森作業は、苗木への散水がメイン。松村(健)サポーターは苗木だけではなく、”オオムラサキの家”のエノキやクヌギにもたっぷりと水を飲ませていました。
その間、福原サポーターは、ショウジョウバカマやホタルブクロを広場の花壇に植えこみました。その熱心さには、いつも感心しています。
この後3人は「里親植樹」地に向かい、左側半分の土留め作りを行いました。メンバーの体力・体調を考慮した作業内容を話し合い、楽しみながらの作業をしました。
急傾斜の植樹地ながら、4月に植えた苗木たちはしっかりと根を張り、緑の枝葉を広げていました。スタッフが連日背負いあげた大量の土がそれを支えていました。
「里親植樹」の準備は万全です。多くの皆さんの期待に応えられるように、現場の私たちは育樹作業に専念していきます。将来世代の生存を持続できる基盤である地球を元気にさせたい皆さんの植樹参加をお待ちしています。昨日の森作業は、松村(健)、福原、報告は橋倉でした。
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