最も早い「春一番」の伝言に応えて森作業
立春の翌日(2/4)、関東地方では「春一番」が吹いた。観測が始まってから一番早く吹いたのが33年前の2月5日だから、昨日吹いた最速の「春一番」は私たちに、何か伝えたいのか。
3年前に天空の森へ旅立った竹内アドバイザーの奥様から電話があった。住まいは日本海沿いの新潟県内。奥様は「今年の豪雪は初めての体験、除雪車では除雪できずに重機による除雪だった。3日間も家から動けなかったので、不安な時間を過ごした」と言う。
豪雪地域の山形県の荒川会員からは、「豪雪は当たり前だが、1㍍以上も積もる雪が一気に降るようになった。また、昨年は雪かきの心配がなかったように、雪の降り方が極端に変化している」と連絡があった。
極端な降り方をする大雨や大雪を想定したうえで日常生活を過ごすしていくことが求められている気がする。桜の開花時期の早まりで春の行事が早まっている様に、今までの日常生活の変化の要因は私たちの暮らし方にあるのか。
そんなことを意識しながら、コロナ禍での足尾・松木沢での森作業は今月も続けられる。1本でも多くの木を荒廃地に植えて、私たちの心にも木を植えていく。
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