ポストコロナの暮らしは「フォレスト・スタイル」?
散歩に出かけてみると、驚きと心が躍りました。近くの林試の森公園に行ってみるとコロナ禍以前の花見の雰囲気に逢い、桜の開花の速さに驚きました。また、桜の下でくつろぐ家族や友人たちが桜を見ている嬉しそうな笑顔を見ていると、私の重たい気持ちもなんとなく軽くなりました。梅の花や桜の花の香りや自然色から元気をいただきました。
それにしても桜の開花の早いことに驚きです。年末から新年にかけて日本海沿いの地域ではドカ雪が降り、雪国の上越市に住む竹内さんは3日間も家から出られなかったと言っていました。新庄市に住む荒川会員からは、地域の高齢化と空き家の問題にドカ雪をかきだす問題が重なって大変だ、との連絡がありました。
国際ニュースを観ると、アメリカではコンクリート造りのアパート内の水道管が凍結して断水、そのうえ停電等でライフラインがストップしていました。気象庁の情報を調べるとアメリカばかりではなく、中国、EU諸国でも大寒波が襲ったそうです。要因は、成層圏が急に急に温められ、寒気の渦の「極渦」が崩れ、ジェット気流でその寒気が南下させられたということらしいです。
紅梅
この異常気象も自然の法則のひとつなのでしょうか。私たちの生存活動は目的意識的に行っていますが、あくまで自然の必然性に従うものです。私たちは、絶えず自然の法則に支えられていますので、この法則を乱している結果が成層圏を急に温めてしまうのでしょうか。成層圏に溜まっている二酸化炭素は無くなるまでに100年以上かかると言われていますから、自然の法則を乱しているのは人間社会の暮らし方なのかもしれません。そんなことを考えながら散歩をしてきました。
(広報スタッフ・高橋佳夫)
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