杜を吹き抜ける爽やかな風にあたって足尾の森作業
雨の一日ではないかと心配していた本日(12日)。雨が降りそうで降らなかった午前中、午後は青空が見えていました。
今日の森作業は、松木の森に植えていたサクラが枯れてしまったので、7本のサクラを植えました。
その後、道端の老木となったヤシャブシが倒れそうになっていたので、歩行者に注意を払って老木を伐りました。チェンソーで伐り始めると荒廃地の土をつくる役目を終えたヤシャブシは一気に倒れました。これからは腐っていた幹や枝は土壌分解動物が土を作ってくれます。
昼食に小屋に戻る途中、「みちくさテラス」で弁当を食べていたハイカーの皆さんにご挨拶。皆さんは、みどり市と桐生市から松木渓谷のハイキングに来た素敵な紳士淑女でした。爽やかな風を満喫しているようでした。
午後は、植えたサクラの根が風で動かないように、竹で幹をガードしました。その後は、一輪車を使って渡る松木の杜入口の橋が狭く、渡るには足元が不安なため、渡り板を補充しました。
今日は、風が爽やかでした。春に枝払い作業をしたので、風が木々を吹き抜けていました。その風はヒグラシの鳴き声も運び、杜の中はとても気が休まる贅沢な所でした。
贅沢な気分を感じながらの一日でした。本日の作業は、橋倉、仁平そして筆者でした。(報告・高橋佳夫)
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