素晴らしい宝物・財産を継承しよう!
本日、手洗い、換気、机など消毒を行った後、15年間の森づくりの宝物探し編集会議を行いました。高橋副理事長からは現代人の暮らしのひとコマとして紹介されました。「通学通勤の必需品がテレビで毎日紹介され、コンビニの食材で不足した栄養はサプリメントで補給し、衰えた筋肉はお金を出してジムで鍛えるという暮らしのデータは人口知能が基になっている。暮らしが企業の大量生産大量消費戦略上にある現代人。人間が持っている素晴らしい知恵が暮らしに活かされていない。現代人は五感を磨き、人工知能の素晴らしい部分のふるいと知恵というふるいにかけて流されてくる情報を見極め、人間らしい暮らしを描いていくことが求められている。そのヒントは15年間の森づくりの中で教えられている。それらを発見して、次世代を生きる若者に伝えるべきではないか?」と提起がありました。
私たちの合言葉は”山と心に木を植える”です。森は15年間に育てられましたが、その森を育てた森びとスタッフの心にはどんな木を植えられたのか、その木を探しあてるのが本日の会議でした。
木々が自立できるまでの草刈りをめぐったスタッフの話が森を育て、鹿や猿から幼木を護る様々な失敗や議論が森を育てました。会議では、このような15年間の森びとスタッフの心に木を植えてきた現実を、活字にしていくことになりました。インターネットや著書ではつかみきれない「宝物」を探していくことになりました。(報告・松井富夫)
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