海洋と大地から忍び寄る自然界の“しっぺ返し”
気温の差が18度もあるこの頃、新型コロナウィルス感染も含め身体管理には十分気を付けなければならない。
報道では深海の岩石の中に微生物が生きていることを発見したいう。科学者の常識がひっくりかえったと聴く。南米に近い南極半島北端沖のシーモア島で気温20.75度を観測した。南極の氷が溶けだすと海面1㍍超えになり、浸水するニューヨークや東京都等関係国の関係者は真剣にその対策・研究が進められている。南極の氷の厚さは平均2.500㍍以上もあるというから、氷の中には未知の微生物が出番をまっているのではないかと心配する。
越冬するトナカイは前足で雪を蹴散らし、雪の下に生えている苔を食べる。ところが暖冬で雪が降らず、地表は凍ってしまい前足で氷が割れず氷の下の苔を食べられないという。トナカイ牧場ではそんなトナカイに餌をやらなくてはならないという。
例年なら間もなくフキノトウが雪解けを待って顔を出すが、今年は雪が少ないので地表が凍っている。先月、秋田県民はいつものフキノトウが食べられるのかと心配そうであった。
いつもの命の営み(循環)ではない海洋や大地の動きは他人事ではない。ライフスタイルの変革は“待ったなし”のようだ。(理事 高橋佳夫)
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