足尾・森びとの「ONE TEAM」で地球を元気に!
今年も残すところ10日ほどになりました。心に残っている言葉のひとつに「ワン チーム」があります。ワールドカップでベストエイトを目指そうと、日本人でだけではない日本チームが猛練習と試合を積み重ねて目標を達成し、多くの人々に感動を与えてくれました。筆者にとっては、チームの“心をひとつにする”メンバーの並々ならぬ努力と苦労を想い出させてくれました。
足尾の森は“ワン チーム”のパワーで育てられていると思います。「大きな森に育って、これからも豊かな森の恵みを与えてくれ!この地球は俺たちが元気にしてやるぞ!」という目標をもって、森と向き合っています。
スタッフの森作業の努力や苦労は述べませんが、少しでも目標に近づける健康管理の努力もあります。筆者は今年、癌を患い手術を受けました。幸いに大事には至らず、明日(21日)は足尾現地で今年最後の森作業ができるようになりました。
目標を達成するために、その“心をひとつにする”までにはスタッフの健康管理へのアドバイスと筆者の僅かな努力が伴います。
一年間を振り返ってみると、作業前の打合せ、昼食時の話しでは、必ずと言ってよいほどメンバーの健康話になりました。酒の飲み方、食生活での節制等の話は、今までの暮らし方を変えていくという事でした。筆者にとっては大変なことでした。
ラクビ―チームのメンバーも人には言えない努力やメンバーからの厳しい指摘があったのではないかと思います。健康管理は自分でやるしかないと言われますが、スタッフの“目配り、気配り、心配り”に支えられていることを実感している暮れです。
このようなことを考えていると、土留め作りから植樹へ、その後の草刈りという森づくり作業を「体験型イベント」にできないものかと元気が湧いてきます。明日は、「ワン チーム」に感謝しながら今年最後の森作業を楽しみたい。(事務局 加賀春吾)
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