足尾・松木川から吹く風が運ぶ秋の清々しさと森作業
日光へ向かう途中の車窓からは間もなく稲穂が黄金色に輝いてくれるシーズンを迎えるのかと思うと、頭に新米の美味しさが浮かびました。
足尾に着くとグランドキャニオンが透きとおって見えました。台風の前の静けさはありませんでしたが、空気が綺麗に感じました。
今日の森作業は事務局員の国分さんと筆者で11日に植える苗木を掘り起こしました。春に用意しておいたシラカンバ、ナツツバキ、コナラ、エゴノキ、カエデ2種を選別しました。
苗木を保管していた場所は予想通り草が生い茂り、ポット苗は草に被われていました。まずは草を刈って、苗を蒸し暑い環境から解放してやりました。
足元では草を刈る音にびくともしないコオロギが大きな声で鳴いていました。先月の鳴き声よりも大きいので、草むらに隠れているコオロギの大きさが想像できました。足尾の松木村跡地は、ヤマザクラの葉が色づき始め、ススキも穂を大きくしています。作業の手を休めて立っていると、松木川から吹く風が“初秋”を感じされてくれました。
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