南相馬市の森の防潮堤 今年最後の除草・補植の森づくり
十月桜が咲く南相馬市では新しいふるさとづくりが行われました。
植樹祭実行委員会主催の第4回の除草・補植作業は、鹿島地区北海老で本日行なわれました。9時30分から市役所の諸井経済部農林整備課担当の司会によってセレモニーが行われ、中目経済理事と応援隊・菅野副代表から挨拶をうけました。
挨拶では、「この北海老地内は、約50世帯の集落がありましたが津波によって60名が犠牲となり松並木も集落もなくなってしまったところです。私たちは犠牲になった人々を慰霊し、市民一人ひとりの思いや祈りを込めて植樹したことを忘れず「鎮魂の森」を築いていきましょう。森づくりは人づくりでもあります。そのためにも植樹しただけでなく、下草取りも大事で立派な森づくりにむけご協力をお願いします」と述べられました。
会場には森びと宮城県ファンクラブの林さんから4樹種(アカガシ、シロダモ、ユズリハ、スダジイ)225本プレゼントされました。このことも皆様に紹介されました。
林さん(右)
除草・補植作業には13団体と広報誌を見て参加された市民の総勢130名参加しました。先輩と一緒に参加した20歳を迎えた若者は、「初めての経験でしたが楽しく出来ました。これからもこのような森作業をしながら社会貢献していきたい」と汗をぬぐいながら話してくれました。
補植作業もケガもなく10樹種1200本植えることができました。市役所のスタッフのみなさん、各団体のみなさん、宮城県ファンクラブの林さん、市民のみなさん。大変お疲れ様でした。
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