秋の気配が待ち遠しい足尾・松木沢
足尾町赤倉の朝夕は中国からやってきたガビチョウという鳥の鳴き声が響く。とにかく大きな声で囀っている。写真に撮ろうとするが木の葉が邪魔してうまく撮れない。
今日は一人なので森作業はやらない。松木川から吹く爽やかな風に感謝しながら、「みちくさ」で編集作業をした。途中、またしても鹿が「松木の杜」に侵入していたので、昨日作った逃げ道から出て行ってほしいと願った。
気分転換に周辺を散策すると、“吾輩はバッタである”という構えをしたバッタが道の上で仁王立ち?道案内をしてくれたのがハンミョウ。
暦の上では秋、広場周囲に植えた花やクリの毬栗をみていると実りの秋へ動きだし、1カ月もすれば私たちに旬の味を届けてくれる。
執筆では、来年から始まる「パリ協定」に向き合う“地球人の恩送り”を構想してみた。来年の日本は「パリ協定」ところではなく、社会はオリンピック一色に包まりそうだが、森と寄り添う暮らしの競技(協議)も創りだせないか。(理事 高橋佳夫)
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