現場から構想する足尾ふるさとの森づくり!
心配したならば、即、その現場に起つことの大切さを思い知らされた今日。
今日は森作業の集中日、現場は「臼沢の森」の上段。階段を約300段登った標高1千㍍付近の急斜面。この地は鹿などの獣害にあった所で、昨年と一昨年に補植した場所。草刈りを早くやらなければと心配していた斜面。しかし、この現場には3カ月ほど入っていなかった私たち。現場は、写真(下)のように1㍍半ほどの草が幼木を覆っていました。幼木が衰弱する寸前でした。
スタッフは心機一転、無心に草を刈ってくれましいた。今日もホトトギスとウグイスの独唱を聴きながら、ヤマモミジやブナ、ミズナラ等の幼木に太陽の恵みを与えました。
2005年に植えた所の階段は15年間の森づくりを支えてくれました。
その両脇の森の地表は苔がびっしりと生え、その上にナツツバキの白い花が落ちていました。静寂さを感じる森内でした。
森内の階段を登る時は、吐く息が白くなるほど冷えており、気持ち良い汗をかくことができました。13時まで草刈りを行い、遅い昼食の後は、育樹祭の打合せを行って解散しました。
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