梅雨を受け止める濃い緑色の葉が目立つ足尾・森びとの森
関東地方の梅雨入りが近づいているようです。ドングリから苗を育てている私たちは、梅雨入りがとても楽しみです。苗の撒水日を気にしない日々が続くからです。
昨日と一昨日、足尾の森づくり現場に入ってくれた加賀スタッフから、「松木沢の緑色は薄緑から濃い緑色に変わっている。猿は子猿に自然との営みを教えているようだ。苗木の撒水はポットの底を見て、たっぷりやらないといけなくなった」と、本日朝、連絡がありました。
草木の葉を餌と住処にしている虫たちも忙しそうです。葉が濃い緑色になれば猿はその硬そうな葉を食べないようです。これから松木沢の森内では、猿は草の根を引っこ抜いて、それを食べている姿を見かけます。栄養を茎や幹に送り出す貯蔵庫みたいな根ですから、このようなことを親猿は子猿に教えているのでしょうか。加賀さん、橋倉さんお疲れ様でした。(報告 髙橋佳夫)
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