ベルギーの高校生たちと連帯して温暖化にブレーキをかけるぞ!
今日は東大の安田講堂で開かれるイオンフォーラムに参加する。昨年も参加したが、今年は若者たちに元気をもらって参加する。
昨日の夕刊(毎日新聞)でベルキーの高校生35.000人以上が「パリ協定」の実現を訴えてデモを行っている事を知った。5月下旬には総選挙があるからそれまで毎週デモを続けるという。
アメリカ中西部では20年ぶりの寒さが襲い、5千万人もの市民が南極の寒さを体験している。ホワイトハウスではトランプ大統領が、こんなに寒いのに温暖化なの?というメールを発信しているという。アメリカの研究者は、通常ならば北極上空にとどまっている極渦がどうして南方に流れるのか、と調査している。通常なら極渦はジェット気流の力によって上空にとどまっているのだが、南下した極渦の原因はその気流の動きに関連しているのかと、研究者は注目しているという。
日本の冬将軍(寒波)の南下も偏西風の力が弱まると南下する。北極と南極が温暖化の影響で気温の差が狭くなると気流の動きに変化があるらしい。調査では北極の気温上昇のスピードが速くなっている。
上2枚と下の写真は、東京から旭川市へ向っている飛行機内からのもの。旭川市民との「温暖化にブレーキをかける市民フォーラム」へ向けた話し合い(29日)へ向かう途中、美瑛岳周辺の写真だと思う。
気候変動による毎年巨大化する異常気象で犠牲・被災している世界の人々。そして温暖化問題は政治問題として政府の姿勢に抗議するのも市民や若者たち。しかし、一部の政治家は暖かい部屋のなかで政治談議。第198回通常国会での安倍首相演説では、地球温暖化防止の言葉はなかった。今日のフォーラムではベルギーの高校生に連帯していきたい。(理事 髙橋佳夫)
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