いつも油断は禁物!周囲に目を光らせて森作業!
119年前の今日は足尾銅山から流された鉱毒から命と暮らしを守る農民の政府への請願行動が、官憲から弾圧され、多くの農民が犠牲となりました。川俣事件と言われていますが、私たちの心には農民の怒りやその精神が宿っています。
昨日の足尾松木沢の天気は、中倉山と足尾ジャンダルムの写真の通りです。10時の気温は1℃でした。
昨日の森作業は、「臼沢西の土留め作り」と「散水」ということで即決。撒水は、ハウス内の3つのタンクに貯めておいた水のお陰で、一週間ぶりに苗木達に飲ませてあげられました。ハウス内の洗浄機も一発で始動でした。
他のメンバーは土留め作りの材料を軽トラに満載して出発。荷台から“猛者”と呼ばれるメンバーによって次々と現場に運みました。頼もしい限りです。
40度はある急斜面と石ころだらけの足元の移動が大変です。それぞれ慎重に作業を進め、鉄筋を打ち込み間伐材の甲羅板を重ねて土留めを作りました。
そんな中、カナズチで手を叩いてしまう場面が2回ありました。とっさの体の動きで大事には至りませんでしたが、力を入れると足元がずれ、目測を誤ってしまいました。どんな時でも、「自分達がどんな状況下に置かれているのか?」を意識しないかぎり、悲劇に遭うことを瞬間に思い起こしました。
作業終了後、松木の杜の柵の点検を行いました。鹿の侵入が目撃されたからです。しかし、侵入される個所が見つからず、ジャンプで侵入した可能性も考えられそうです。
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