いのちを守る森が新しいふるさとを描ける年に
あけましておめでとうございます。
2013年10月からスタートした「いのちを守る森の防潮堤づくり」は今年で7回目を迎えます。この森づくりは、全国各地から応援してくれている植林ボランティア熱意と行動力、そしてそれを支える多くの市民のご協力の賜物です。心から感謝申し上げます。
第1回植樹会場(鹿島区)は立派な森に生長し、昨年春、樹高3mを超したヤマザクラは小さな花を咲かせてくれました。森の木々はボランティアの熱意に応え、7年前に被災した市民の悲しみや怒りを樹木に宿して元気に生長しています。今年の春は、「観桜会」を兼ねた森の観察会を実現していきたいと思っています。
応援隊は、「脱原発都市宣言」を支える市民であることを忘れず、全国の皆さんの期待に応えられる森づくりを進めていく決意です。小高区から鹿島区までの延長14km、幅200mの森の防潮堤づくりは息の長い復興事業ですが、やがてこの森は市民の新しいふるさとの大地になることを願っています。
100年先のいのちを守る森を皆さまと語り合い、未来の子らが安心して生活できる環境を整えていければ幸いです。6月開催予定の植樹祭でお会いできることを楽しみにしています。
南相馬市鎮魂復興市民植樹祭「応援隊」事務局一同
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