森への畏敬の念を心と木々に宿したい2019年
足尾の森づくりスタッフは年々高齢化している。人間の都合ばかりを言っていると木々たちは我々の期待に応えてくれない。それは身体で感じているが、歳を重ねるとその身体は今までのようには動かない。
その改善方法はいくつかあるとして、今年は、森びと栃木ファンクラブの活動をより広く見える努力をして、新たな「森とも」を歓迎したい。そのきっかけとして、①臼沢西の森(写真上)に木を植えていくこと②これ以上地球を温めると暮らしに様々な影響と被害が広がっていくということに気づいてもらう話し合いの場を栃木県内で開催していくこと③足尾の森と歴史の魅力を再発見していただくために「森の案内人」の一人にチャレンジしたい。
どれも一人で出来ることではないので、スタッフの気持をひとつにする議論を積み重ねていきたい。臼沢西の森の獣害柵があっという間に設置できたことはみんなの気持ちがひとつになっていたからだと思っている。
心がひとつになるには時間がかかる。年内に柵を設置しなければならないという心をひとつにする気持ちを常に持ち続けると、スタッフたちはそれを分かってくれている。育てている木々にも、そんな気持ちが分かってもらえれば嬉しい。
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