穏やかな冬晴れのなかで今年最後の森作業
朝、布団から抜けて窓を見ると、中禅寺湖半月峠方面の山々に雪が積もっていました。「森びと広場」に向かう途中、車から降りて写真を一枚。
今日は、一週間前から「松木の杜」に鹿が侵入していると言うので、鹿の追い出しと柵のチェック・補強を行いました。
チェックをしていると思った通り、柵が針金の輪のようになって鹿の出入り口になっていました。早速、予備の柵で補強しました。作業は穏やかな冬晴れのなかで出来ました。コブシは暖かそうなフワフワな毛糸の帽子を被り、太陽のエネルギーを吸収しているようでした。
杜を一周して柵のチェックが終わろうとしていた時、足元から若鹿が飛び出しました。急いで鹿を柵外に追い出しました。逃げた若鹿は大きな音に驚き、ドキドキしながら隠れていたのでしょう。
鹿を追い出して後は、気分も軽くなり、心の中で「♪・・・森よ、森、心の森よ、僕らのふるさとになっておくれ 少しずつ、力強く 僕らのあしたになっておくれ!・・・」と当会のイメージソングを歌いながら、今年最後の森作業を楽しみました。
午後は、筆者が「みちくさ」看板支柱の刻みを行い、仁平スタッフは「みちくさ庭」の入口を作りました。冷たい西風が吹き出しましたので、作業小屋のホワイトボードに、25日と29日に森作業をしてくれるスタッフに一言を残し、帰路に着きました。
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