地球温暖化防止は人類の“恩送り事業”!?
今日の早朝、ラジオを聴いていると国交省がIPCC報告書に基づいて、このまま温暖化が進んだ場合の一級河川の危険性をまとめたという。それによると、世紀末までに気温が4℃上昇すると、一級河川の降水量が増えると同時に、洪水の危険性が4倍となるという。
河川のどこの危険性なのか不明だが、100㍉以上の降雨があれば木々の根の力では土をガードできないかもしれない。この数年間、そのような災害が各地で起きている。
洪水の危険性が高くなれば、鉄道や道路が寸断し、暮らしが脅かされてしまうという意識になるのは当然。そのためには国会で審議が始まる「気候変動適応法案」の成立とその対策(公共事業)を始めなければならないともなる。
スギゴケの一種の森?
もしかすると国交省官僚は、早々と東京オリンピック後の予算の目玉を温暖化防止の公共事業にすえようとしているか。適応策は当然なことだが、地球規模での温暖化防止策を日本がリードしてほしい。いや、全世界の市民が連携した人権運動として地球温暖化防止をすすめていかなければと思う。
足尾の植樹祭まであと一週間、植樹祭では一人10本を目標に木を植えながら、人類の“恩送り事業”をも語り合いたい。今年もウワミズザクラが美味しく身体に良い実をつけてくれるでしょう。(理事 高橋佳夫)
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