初夏のような暑さを吹き飛ばし、森作業!
ここ数日間、初夏のような天気が続く足尾・松木沢。ダムゲート脇の「わたらせ川源流の碑」から見える山々は、春霞でぼやけて見えます。その奥にはいにしえの村が心に浮かびます。
気温もウナギ登りで、昼頃には25℃に届きそうでした。この暑さで森びと広場の桜も咲き始め、可憐な姿を見せていました。
昨日の森作業は、二つの班に分かれての作業でした。ひとつは、5月19日に行われる植樹祭で使用する杉皮を運んでくる班、そして上の苗床の防草シートを片づける班でした。
昨年もお世話になった日光市の大和木材店に、柳沢スタッフ運転の大型トラックが到着。すると、社員の一人が材木の積み下ろし作業を一時中断、フォークリフトで8袋のフレコンを積み込んでくれました。お陰さまで積み込み作業は短時間に終了でした。フレコンへの詰め込みも含め、大和木材社員の皆さまのご協力に感謝!感激です。
この杉皮は、「民集の杜」植樹予定地の近くに運び込みました。植え終わった苗木の周りに敷き詰めるマルチングとし、この樹皮は土の乾燥を防ぎ、草の生育を抑え、やがては土になって苗木を守ります。
防草シートの片づけは思いのほか大変でした。草がシートを突き破っていたり、びっしりとシートに根を張っていたからです。それを取り除くのが大変でした。天気がよいので、もうもうと埃が立ちました。しかし、“猛者”と言われたスタッフ達は、顔を真っ黒にし、耳の穴もほこりだらけになりながら、黙々と作業を続けました。その姿は、困難に立ち向かい、それを楽しんでいるようでした。
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