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2016年5月の26件の記事

2016年5月 7日 (土)

天候に恵まれた松木渓谷に訪問者なし!

Imgp0821 連休は後2日、訪れてくれる「森とも」を遊働楽舎「みちくさ」で待ちましたが残念ながらおりませんでした。

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本日の足尾松木渓谷のビォトープでは、蛙の鳴き声が響き渡り、白い房状のウワミズザクラが咲き始めました。赤く熟した実が生るのが楽しみです。

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Imgp0827_3 森びと広場や植樹会場では、第35回「足尾・ふるさとの森づくり」の準備にスタッフの皆さんが汗を流してくれました。

Imgp0831_3  ゴールデンウイーク中の5月4日は「みどりの日・都市公園法」が施行されて60周年でした。この日を機会に暮らしにうるおいをもたらす公園や、森の多彩な機能と役割や未来像を考え、物質的な豊かさばかりを求めるのではなく、精神的な豊かさを求めるきっかけの日にしたいものです。 

     本日の線量(0,146μsv/h)   舎人:岡安・松井

 

2016年5月 6日 (金)

リスや鳥たちが元気に棲める森を願って植樹祭  

P5063765_613x510 熊本地震で避難生活を強いられている皆さんには申し訳ないが、鯉のぼりが透き通った青空を泳いでいる景色を見ると、「平和」って有り難いと思います。暦の上では立夏となり、森の中では鳥たちが水浴びをしたり、巣作りに一生懸命なようです。

P5063781_640x523 キビタキの雄とオオルリの雌は器に溜った水で水浴びをしていました。

Photoコガラは、小さいシダの羽毛みたいな糸を集めて、巣作りに励んでいました。

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Photo_2足元では、アカハラが餌を探し回っていました。アカゲラはエサ台のヒマワリの種を摘まんでいました。

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Photo_4 モズとオオルリは遠くから、エサ台の様子をうかがっているようでした。

P5043677_611x510 リスが餌台に現われると、鳥たちは一斉に飛び立ちますが、5分~6分もするとエサ台に戻ってくる鳥たち。こんな様子を見ていると人間以外の生き物たちは餌を分かち合っているようです。

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 標高1200㍍付近では若葉が顔を出し切っていませんが、鳥たちは子孫を残すために体力をつけ、巣作りに一生懸命な様子です。

Photo_5 足尾の森も鳥たちやリスが棲めるような環境に早くなってほしいと思います。今年は、栃木県在住の森びとインストラクターの協力を得て、足尾・松木沢周辺の生態系調査を行います。来月にはメンバーが松木沢に集って、生態系調査の計画案を話し合います。

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 そのためにも今月21日の第35回足尾・ふるさとの森づくりを成功させたいと願っています。全国の森ともの皆さん、植樹祭でお会いしましょう。(理事 髙橋佳夫)

2016年5月 5日 (木)

オオルリの さえずり響く 松木沢

9時ですでに21℃。快晴。爽やかな風が吹き心地よい1日でした。

まずはこちら、ご覧ください。ここ12日間の新緑budの進行ぐあいです。

4/23(土) 臼沢の森(山の窪みの茶色いところ)は、まだ冬の様相です。

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4/29(金) 臼沢の森、少し緑がかってきたでしょうか?周囲のヤシャブシは新緑です。

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5/5(木)←本日。ついに臼沢の森も、柔らかな緑色です。

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今日のお客様ご紹介です。まずは、宇都宮市から滝沢さん親子。

Cimg0081滝沢さんは先日4月30日の春の感謝デー植樹をされました。今日は、爬虫類大好き&博士の中3生の息子さんと。ヘビの「ジムグリ」の子どもを見つけた!と大喜び。私、ヘビの顔をしげしげ見たのは初めてでした。イモリとヤモリの違いが覚えられない私に、「井戸を守るのがイモリ(水辺にいる)、家を守るのがヤモリ(水は苦手)です」と教えてくれましたflairもう大丈夫だ!ありがとうshine

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こちらは、茨城県結城市より阿久井さん。阿蘇沢を歩いた後で松木沢に来られました。「栃木県の山に来ることが多いですね」、と、ずいぶんこのあたりの山に精通しておられました。今日はジャンダルムを見にいらっしゃいました。「ジャンダルム見ながら昼食。幸せです。」とノートにコメント書いてくださいました。募金までありがとうございましたshine

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お写真とりそびれてしまいましたが、「ある人のブログでみちくさの存在を知って、ゼヒ、と来ました。松木沢は初めてです。」と、柳さん(群馬県太田市)。銅親水公園から自転車でいらっしゃいました。一度、沢を間違え汗だくでたどり着いた柳さんは、松木沢のあちこちを見入っておられました。柳さんも募金をありがとうございましたshine

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千葉の常連カメラマン・田口さんもいらっしゃいました。カゼこじらせて体調イマイチだそうですが、今日こそは足尾へ!といつもと同じスタイルで。オオルリは、満足いく撮影にはならなかったそうですが、キビタキは本当に美しい1ショットでした。

Cimg0087みちくさの外に出て、「オオルリの鳴声は・・・(高く澄んだ鳴き声)・・・これです!」と教えていただきました。そのコバルトブルーの鳥を今年こそ見たい私です。

仁平スタッフが、ご家族5人で立ち寄りました。小学3年生・りょうと君と、滝沢さんの息子さんは、民集の杜で、ミニ植樹体験をしました。みちくさ裏の水場のカエルやオタマジャクシにも大興奮。けれど、最も驚いた様子だったのは、みちくさから見える地面に横たわる、越冬できなかった鹿の骨ばかりの姿。怖がらず自然とその姿を受け入れているりょうと君が印象的でしたclover

みちくさの窓からは、ヤマアカガエルの鳴声がいいBGMでした。 ・・・まさか、足が体より長い?! wobbly

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多種多様な生きものが生息する松木沢。自然の豊かさを堪能する一方で、かつて人が住めなくなるほど自然が荒廃した地であることも忘れまい、と思います。

【おまけ】夕方、霧降高原・六方沢まで行ってみました。さすが海抜1400m・・・!強風で寒かった!新緑前の森にヤシオツツジのピンクが浮き上がってキレイでした。

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(本日の放射線量0.17μsv/h)  (本日の舎人当番:鎌田・唐澤)

2016年5月 4日 (水)

雨のち晴れ、夏のような松木沢

  朝、「みちくさ」に到着するまでは、大粒の雨と強い風。ところが、開舎準備が終わるころには雨も上がり、日も差してきてムッとする暑さになりました。昼すぎて気温は27度にもなって、「夏日」となりました。

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 霧にかすんでいた中倉山も、緑の衣を着てその雄姿を見せてくれました。雨に洗われた木々の緑は鮮やかで、こんなにも沢山の「緑色」が有ったのかと驚くばかりでした。

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Photo_5   今朝の天気に直面すれば、10人中10人が活動を取りやめると予想できる状況で、「2週連続来舎ゼロ」を覚悟していました。

 そんなわけで、自宅からパソコンを持ち込んで、小川舎人から教えてもらいました、この年(67歳)になって、どんどん進歩するのは、嬉しいものです。足尾・松木沢の素晴らしさを、皆さんにお伝えできるのが間近になってきました。

Photo_6 今日は気になっていたことがもうひとつ。4月30日の「春の感謝デー」で植えた苗木達です。

でも、心配は無用でした。ほぼ100%しっかりと足尾の地に根を下ろし、昨夜来の雨で鮮やかな緑の葉を輝かせていました。

Photo_2 今日は、立ち寄って頂けた方は、川越から来られた男性3人でした。午後2時を過ぎて渓谷に入ったので短時間の立ち寄りでした、

Photo_3 そんな状況をフォローしてくれたのがヤマアカガエルの大群です。小川舎人が発見しました。ビオトープ「みちくさ池」の水が流れ落ちる所です。20数匹が所狭しと泳いでいました。

心優しい彼は、木片を浮かべてやりました。すると一斉に木片の上に乗り一休みです。時々、バランスを崩しひっくり返ります。それがおかしくて、2人で大笑いです。

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2_2  こんなことの中で、松木沢に自然が少しづつ戻っていることを実感する私たちでした。

(舎人:小川、橋倉 本日の線量:0.141μSv/H)

新緑の春を感じに・・・・(5/3日分)

今日3日から、大型連休の後半が始まりました。行楽地へ向かう家族連れの車で、高速道路はいつより混んでいました。足尾の町は、「足尾まつり」に参加する、色とりどりの飾りつけをした車が、いまかと出発の準備をしていました(写真は撮れませんでした ごめんなさい)

Dscf68823 「みちくさ」に着くと鳥のさえずりしかきこえてこなくととても静寂な感じでした。山の方に目を向けると雲が山の稜線から湧き出ているような光景が飛び込んで来ました。午前中は、みちくさに立ち寄ってくれる森ともいませんでした。足尾は快晴で気温が、22°Cで少し蒸し暑く感じましたが、川から風が吹いてくるので、とても心地よくかんじました。

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沢の水も、周りの木々も、ビオトープのオタマジャクシも、春の日差しをいっぱいに浴びていました。

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 お昼過ぎに、インターネット等で足尾のことを調べて、気になったので静岡から車で、こられた方が、みちくさによってくださいました。その方は、一人で山に登ったり、スキーに行ったりして、今日も朝の3時頃に自宅を出て来たそうです。登山に行って熊に遭遇したり、自宅のマンションの玄関を開けると富士山が見え、この時期には、しらうおや桜エビの生がとても美味しいといっていました。ノートには、「とても心に残る景色でした。緑の豊かな土地によみがえる様に」と書いてくれました。

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久しぶりに、キツネ「ツネ吉」が元気な姿を見せてくれました。

本日の放射線量  0.171μsv/h   舎人( 古井戸 ・武田) 天候 晴れのち曇り

2016年5月 1日 (日)

キジの鳴き声が響く松木沢

今朝9時の足尾・松木沢は曇り空に雨がポツリと降り、風の強い天気でした。午後になると20℃を超え、日差しも出てきました。

Dscf22159時40分に最初のお客様、千葉県我孫子市から来られた平戸さんご夫妻が来舎されました。松木沢に来るのは初めてとのことでしたが、社山や黒桧山などはすでに登られたそうで、山を愛する松村さんと話が弾んでいました。3年ほど前から、アオジがご自宅に来るようになり、餌付けをされるなど優しい方でした。

Dscf2213 12時40分には3人組の男性が来舎されました。イワナ釣りをした後にカモシカやキツネを見たいとみちくさを目指してきて下さいました。本当にカモシカとキツネを見たいという思いが伝わってくる熱く語っておられました。また、同じ釣りをする人のマナーの悪さに対して嘆かれていました。

Dscf2218 13時50分には宇都宮市から来られた2人組の男性が来舎されました。3号ダムあたりまで行ってきたそうです。次は一番奥まで行きたいとおっしゃっていました。5月29日のフォーラムにもお越しください(チラシに詳細が記載されています)。

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すぐ後には、埼玉県桶川からの家族4人が来舎されました。昨日に備前立山に登り、キャンプ場に宿泊、そして足尾に来られたそうです。お子さん2人は仁平スタッフが作って下さっているどんぐりストラップを喜んで持ち帰ってくれました。おたまじゃくしにも興味深々の様でした。

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また、畑に20個ほどのキクイモを植えて下さいました。

(舎人:松村宗雄、小林敬 本日の線量:0.161μSv/h)

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