気候変動にブレーキをかけて命を守る市民運動は暮らしの一部
95年から20年間で発生した洪水で被災者数は延べ23億人(死者含む)もいる。干ばつは11億人、暴風雨は6億6千人、熱波や寒波などの異常気温では9400万人が被災した(11/24・毎日新聞夕刊)。
この情報は国連国際防災戦略事務局が発表した。事務局は、「COP21で新たな対策に合意できれば、将来の被害逓減に大きく貢献する」、と期待している。
世界では一部の組織や一部の国が戦争で多くの市民の尊い命を奪い、その命を育んでいる自然をも破壊している。他に目を向けると、武器でなく、私たちの暮らし方が気候変動をまきお越し、自然の猛威で何億人の暮らしが脅かされている。
この現実を変えていくには、ひとの一人が暮らしの中からできことを実行していかなくてはならない。6日のフォーラムのゲスト・落合恵子さんは、「市民運動は暮らしの一部なんです。特殊な方々の活動ではないんですよ」と言っていた。
南相馬市の森とも福島県ファンクラブは、命を育む森づくり用の苗木を寒い海風から守るために森作業に就いている。(理事 髙橋佳夫)
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