「秋の感謝デー」・植樹祭に心をこめて土を盛る
昨日の足尾は、少し動いても汗ばむ陽気でした。足尾の山々にかかる雲も夏の雲のようでした。そんな中、今年購入した「新兵器」の試運転をしました。鎌田スタッフのレクチャーを受け、撒水機の始動開始。見事な霧状の水がハウス内のタブノキやスダジイのポットに降り注ぎました。これで冬期間の撒水の苦労が和らぎます。
また、昨日は森びと栃木県ファンクラブを支援して頂いている「とちぎ環境・みどり推進機構」の中間監査の日でした。
監査員は森づくり部・佐藤部長でした。佐藤部長からは安全対策と活動報告書づくりの注意点を指導されました。その後は、森づくり現場の監査をしていただきました。山歩きの好きな佐藤部長は、軽い足取りで臼沢のてっぺん近くまで登り、活動状況の確認を行っていました。
午後は、鎌田・松村(宗)・小川の各スタッフと共に、臼沢の森西で土留め作業を行いました。この急傾斜地に、11月15日の「秋の感謝デー」では植樹を行います。表土の流失を少しでも防ごうと力が入りました。
今日は帰りがけに、細尾峠を越えてみました。日足トンネルが開通し、ほとんど通る人も無い旧道は、紅葉のトンネルでした。
山並みは黄金色です。3分間のトンネルと30分の絶景を問われると、私は後者を選びます。松木沢の山々も、本当なら、こんな景色を見せていただろう、と思わずにはいられないひと時でした。(スタッフ・橋倉喜一)
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