旧松木村のご先祖様に笑われないように、草むしり!
旧盆を前にして昨日は、旧松木村のお墓石と祠に花をお供えしました。今から113年前、銅の精錬過程に発生する亜硫酸ガスによって、村を追われた松木村の皆さん。その無念さと愚かな行為を繰り返さない決意を込めて、手を合わせました。
昨日の天気は曇り空ながら気温が30度近くなり、ポット苗たちは水が欲しくて喘いでいました。松村スタッフと筆者は、“もういいよ”という位タップリと水を飲ませてあげました。暑い日が続く時期の撒水は、直径10㌢程のポットで生きる苗木たちにとっての生命線なのです。
その後、私たちは、「民集の杜」に向かい、今年の5月24日に植樹をした7、000本の苗木が草に覆われている様子に驚き、早速、作業を始めました。苗木たちにとって良い土壌は、草にとっても住みやすいので予想以上に草が伸びていました。
午後には金子スタッフ、柳沢スタッフが応援に駆け付けてくれ、その姿が隠れるほどの草と格闘をしました。
お盆で帰ってくる旧松木村のご先祖様から、“こんなに草だらけにして”と笑われないようにしなければと草を取りました。後しばらくは草と向き合わないといけないようです。
上の苗床の一角にあるクリの木に沢山の毬が付いています。暦の上では秋を迎えたようですが、毬を見れば秋が近付いているようです。今年の暑さは各国でも観測史上にない記録になっているようです。それでも草木は私たちに恵みを与えてくれそうです。(スタッフ 橋倉喜一)
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