草木の強さに勇気づけられました
昨日の足尾・松木沢は曇りでしたが、蒸し暑い1日でした。午前中は、仁平スタッフのアドバイスを受けて加賀スタッフと筆者の二人で、本格的な梅雨に備えるための作業をしました。バーク堆肥が動物にかじられた跡も見られたので、堆肥をシートで覆ってロープで固定しました。
昼食へ向かう途中、軽トラの荷台から培養土袋が落下してしまったことは中途半端な作業だったとして反省をしました。お昼食時に足尾住民の塚原さんが「お散歩がてら」と“みちくさ”に寄ってくれました。その上、ピーマンと山椒の実の炒め煮までいたただき、初めての美味しさ!ごちそうさまでした。
午後は民集の杜の草取り作業をしました。ここは植樹1年後のエリアですが、草と苗木たちの競争に感心させられながらも、「陽よ当たれ、風通し良くなれ」と念じながら苗木の周囲の草を刈りました。
先月23日の植樹祭以降、暑い日が続いて葉が枯れたてしまった苗木たちを心配していましたが、苗木たちは下の写真のように新芽を出して元気な様子でした。
うわべだけを見て判断してしまうと草木たちの力強さを見失ってしまうと思いました。
生物社会の一員でしかない私たちはもっと仲間を信じることが大切ではないでしょうか。
作業の合間に臼沢の森を見上げると、モクモク繁っている森のように民集の杜の10年後が目に浮かび、蒸し暑い作業でしたが勇気づけられた一日でした。(スタッフ 唐澤真子)
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