二歩前に踏み出した“未来の礎を築く鎮魂の森”づくり
「胸がつまり涙が溢れるようです。一歩一歩進みましょう」「団員の祈りを込めて(原町女声合唱団)」「一日も早くもとの生活に戻れますように」、これは昨日の市民植樹祭会場に設置した献花台に書かれた一部の願いです。
また、献花台には写真のようなパネルが置かれていました。川崎市内の市民が南相馬市民の復興応援のひとつとしてメッセージを書いてくれたそうです。昨日の植樹祭では、震災と原発事故への願いと祈りをもった方々が参加されていました。
植樹に参加した衆議院議員・玄葉光一郎氏、衆議院議員・金子恵美さんも犠牲になった方への祈りと復興への願いを書かれていました。
そのような祈りと復興の願いを込めて私たちは、「市民応援隊」と相馬農高生と一緒になって、植林ボランティアをサポートしてきました。
やがてこの地は、市民が集う森へ、津波を減衰してくれる森へ、二酸化炭素を吸収して地球温暖の軽減へ、そして何十年後には生態系豊かな暮らしの基盤をつくる森になることでしょう。
昨日の鎮魂復興市民植樹祭は、「未来の礎を築く鎮魂の森」づくりの第二歩を踏み出しました。(理事 高橋佳夫)
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