南相馬市・鎮魂復興市民植樹祭応援・・・その②
南相馬市の27日と28日の日中は春を感じた陽気でした。(写真:福島駅コンコースの桜)
この2日間は今月29日に開催される鎮魂復興市民植樹祭をサポートする市民サポーター養成講座でした。今回は3回の講座に30名が出席してくれました。
今回の講座では、小林事務局長と東京・塚原さん、福島・斉藤さんと宮城県・青田さん、山形県・伊藤さんと福島県・増子さん6名の森びとインストラクターが苗木の植え方をアドバイスしてくれました。この講座は計6回開講し、延べ86名の市民が参加してくれました。皆さんは28日の13時から植樹会場で実習を行い、全国から集まる植林ボランティアをサポートします。
28日の15時半からは同会場で「南相馬市鎮魂復興市民植樹祭応援隊」の発足式が開かれ、会則、今後のスケジュール、推進員等を決定しました。応援隊の代表には、元市議の西銑治さん、副代表に渡部俊一さん、事務局に岩橋孝事務局員が入りました。
これからは隊の会員が中心となって、植樹祭の準備、植樹後の育樹そして苗木の撒水や草取りを行っていくことになります。応援隊の活動は多くの市民にも参加を呼び掛けて、森の防潮堤づくりを応援していくことになります。この活動に協力できる方は市民以外でも会員になれますので、ご協力ください。
また、森びとインストラクターは応援隊の活動の協力を呼びかけるために、27日午後、千倉、塚合仮設住宅を訪れました。今回も「つながっぺ南相馬」の皆さんにはお世話になり、仮設住宅での生活、震災と原発事故後の暮らし等の話を伺ってきました。また、29日の植樹祭にも仮設住宅から参加したいという声があがりました。
植樹会場は着々と出来上がりつつあります。29日の植樹祭では、盛土と心に鎮魂復興の木を植えていきたいと思います。(理事 高橋佳夫)
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