新たな10年の森づくりへ、“森とも”の信念を貫く
今日のテレビニュースによるとスリランカでは豪雨に襲われ、100万人以上が被災しているそうです。豪雨の原因は報道されていませんでしたが、海水温の上昇による気流が暴れだしたのではないかと思います。(写真:ホンドキツネ)
地球温暖化を何とか防げないかと起ちあがった私たちですが、地球温暖化を10年前と比較すれば加速しつづけているようです。現状の暮らしや経済で突き進むならば後30年内で地球の生きものは「生存の不安定」を迎えると言われています。
“山と心に木を植える”を合言葉にして10年間森を育て、森に生かされていることを心に植えてきました。地球上では多くの市民が地球温暖化を防ごうとアクションを起こしています。しかし、地球は悲鳴をあげて、生きものの頂点にいる人間に最後の警鐘を鳴らしているようです。(写真:アオゲラ)
森びと設立10年後の2015年は、地球温暖化にブレーキをかけている壁に穴をあけていくアクションが求められている気がします。来年のCOP21へ向けて、筆者は“攻める”をキーワードにしたアクションを作りだすことを願っています。
そんなことを静寂な森の眠りの中で考えています。そのヒントは森に寄り添うキツネや小鳥たちが運んでくれるような気がしています。(理事 高橋佳夫)
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