相馬農高・農クラブの皆さん、卒業おめでとうございます
本日、福島県立相馬農業高校校長・渡邊芳広さんから東京事務所に冊子『土の匂い』が届きました。冊子を読むと、昨年、南相馬市主催の植樹祭で植樹サポーターとして活躍してくれた市民サポーターが卒業したということでした。
卒業した67名は東日本大震災と原発事故に被災した当時、入学式ができないまま高校生活を始めた皆さんでした。しかし、『土の匂い』の中で紹介されている農業クラブの皆さんたちの写真を見ると、その笑顔が未来の農をしっかり支えてくれる爽やかさをもっていました。
また、農クラブの生徒たちはハマナスの苗づくり・植樹活動で福島県科学技術論文野口秀世賞において最優秀賞を受賞しました。TTP等で今後の農業が心配されていますが、私は生徒たちと共にすすめてきた森の防潮堤づくり、ハマナスの植樹から感じたことは大人が未来を支える若者と一緒に新しい進路を探っていくことが大切だ、ということでした。
渡邊校長先生、元気をいただく『土の匂い』を送っていただきありがとうございました。また、農クラブの皆さん、卒業おめでとうございました。また、どこかで会えることを楽しみにしています。(高橋佳夫 発)
コメント