南相馬市の未来を担う老若男女が集う
今日は、10月6日開催の「南相馬市鎮魂復興市民植樹祭」の成功のために、南相馬市生活環境課の開催する植樹サポーター養成講座を森びとが担わせていただきました。
生活環境課・渡部主査の進行のもと、高橋副理事長が森びとの自己紹介とこれまでの9年間の森づくりについて、その後日本や世界で起きている異常気象と人間は森に活かされていること、“木は根、根は土がいのち”について1時間かけて提案をしました。
休憩をはさみ、実際の宮脇方式による植樹の仕方や当日のイメージをつけてもらうために植樹会場の図を示しながら説明をしてきました。特に30代以下の人たちは森から離れた生活をするようになり、森の恵みを暮らしに活かすことにピンとこないと思われましたので、クスノキの枯れ木を嗅いでもらい、リラックス効果や消臭効果があることを実感してもらいました。
14時からの回には15名、18時からの回には17名の市民の方が参加をしてくれました。特に18時からの回には相馬農業高校の生徒9名が参加をしてくれ、熱心に話を聞いてくれていました。さらに講座の終了後には片づけや掃除を積極的にしてくれ、50年先、100年先のいのちを守る森の防潮堤づくりを進める私たちにとっては、本当に頼もしい仲間ができたなぁと思いました。
明日は植樹会場を視察した後、10時の回と14時の回を開催します。南相馬市の老若男女すべての皆さんの力を結集させて、10月6日の植樹祭を成功させていきたいと決意を新たにしました。
(事務局:小林発)
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