地球温暖化は暮らしを直撃?
ここ2~3日の朝夕はしのぎやすくなりました。ミズナラのドングリもふっくらと膨らみ、生きものたちの命を支えています。
間もなくサンマが美味しく食べられる季節を迎えますが、新聞報道によると、サンマ漁が解禁になったにもかかわらず水揚げされている魚はマイワシだと言います。北海道釧路沖の海水温が平年よりも2~4度程度高い20~22度に達し、地元漁師は「地球温暖化の影響で獲れるべき魚が変わってきた」と言っています。上旬には定置網にクロマグロがかかる珍事があったとも言います。この様な事態はここ数年、米や果物などにも影響しています。
森や海から生かされている私たちとすれば、いのちに係わる問題が身近に起きていることを漁師の皆さんが代弁している感じがします。これからは足尾に棲んでいるクマ(7月足尾・臼沢の森にて)たちも少ないウワミズザクラ、アキグミそしてドングリを食べて冬眠を迎えます。
都会の朝夕はしのぎやすくなりましたが、森に棲む生きものたちもしのぎやすいのか、心配です。足尾・松木川の沢風は“森に生かされていることを忘れるなよ”と言うメッセージを運んでいます。
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