生物の減少は私たちの暮らしの指標!
政府は17日、福島市大波地区で生産された米の出荷制限を県に指示しました。政府と県は原因究明をする、と報道されています。それによると、出荷制限を受けた地区の水田は山間地の森林に囲まれているので、「地形などを踏まえて土壌や水などを調査する」ということです。
先日、栃木県に住む笠倉貞男さん(第3期インストラクター)から『栃木県版レッドリスト』(2011年改訂版)等が東京事務所に送られてきました。手紙も添えられ、そこには「南相馬の森林での除染の取組をみるにつけ、表土の剥ぎ取りにより500年分の黒土を取り除くことになることの困難さは、里山の収奪の比ではなく、どこにもプラスはなく完全にマイナスなのです。森林を除染しなければ、いくら家の周りを除染してもすぐに汚染されてしまう状況。さらに川の水や海の汚染はどうなるのでしょうか。果たして除染は人が住み続ける解決となるのでしょうか。」(手紙の一部分)、と書いてありました。
レッドリストを読んでみると、「Bランク」のシロチドリ、カワラノギクが筆者のカメラに収まっていました。それを見ると、足尾・松木沢での森づくりではもっと“心に木を植えて”いかなくてはならないと感じました。多分、笠倉さんの想いもそのようなことなのかと手紙を読みました。
また先日、東京都港区のY・Mさん(女性)からは、絵本の代金と共に「僅かではございますが活動にお役立ててくださいませ」、と寄付が送られてきました。“山と心に木を植える”活動に応援してくださっている笠倉さん、Y・Mさん、ありがとうございました。
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