梅雨の合間に株分け(苗分け)を行う
北東北も6月21日梅雨入りしました。平年よりも1週間遅い梅雨入りです。そんな中、みちのく事務所では6月25日岩手県民の森で2011年度の株分け(苗分け)を行いました。当日は、これまでの森づくりでは珍しく、降水確率0%で暑くもなく寒くもない梅雨の合間の中、絶好の株分け日和となりました。参加してくれたのはJREU仙台、秋田、盛岡の皆さん128名でした。
12時過ぎから開会式を行い、冒頭、4月22日に病で急逝した角岸幸三みちのく事務所所長のご冥福を祈り、全員で黙祷を捧げ、皆さんで目的半ばに倒れた角岸所長の森づくりの想いを引き継いで、いくことを誓い合いました。
株分けは昼食後からはじめました。その後、トチノキ、ミズナラ・コナラ・カシワの幼木を丁寧に分け、その後、ブナとプランターに蒔いたヤマザクラの株分けを行いました。株分けの個数はトチが639ポットで発芽率は55.8%、ミズナラなどのドングリは8690ポットで63.7%でした。ブナは136ポット、ヤマザクラは584ポットでした。合計10049ポットで、クリは小動物による壊滅的な被害を受けました。これからもしっかりと食害対策を行うと共に、株分けしたポットについても育苗活動などスタッフが中心となって管理をしていきます。最後に閉会式を行い田中副所長からお礼の言葉が述べられ、記念撮影をして解散しました。
参加してくれたJREUの皆さん、OB会の皆さん、そして準備や株分けポットの搬送、後片付けに協力してくれたJREU盛岡の皆さん!本当に有り難うございました。
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