エゾハルゼミに癒され、蜂やアリに感謝!
今日の足尾・松木沢ではエゾハルゼミが鳴きだしました。台風が低気圧になって北上した後に「遊働楽舎・みちくさ」周辺を散策していると、10時頃から厚い雲の合間に青空が見えてきました。その瞬間にヤシャブシの森の中からエゾハルゼミの初鳴きがありました。鳴き声は少し小さく恥ずかしそうでしたが、エゾハルゼミが鳴くころには何時も草取りを始めたので、今年もそろそろ苗床の草取りをやらなくては、と思いました。
松木沢の岩山にはアキグミが多く生えています。秋になると冬眠前のツキノワグマの餌であり、ここに生息しているホンドギツネ、ニホンジカ、ニホンザル等の餌でもあります。今、アキグミの花は満開で甘い香りを放っています。この花には実をつける前に蜜を求めて蜂やアリが群がり、お礼に受粉の手助けをしています。近くには雄のキジが自分の縄張りを誇示してケーン、ケーンと鳴きながら羽ばたいていました。松木沢渓流からはカジカガエルの鳴き声も聴こえ、いよいよ松木沢も賑やかになるな!という感じをもった日でした。
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