“便利さ”“少しでも楽しよう”を振り返るチャンス
足尾・森びと広場は賑やかになってきました。しだれ桜やマメザクラのつぼみが色づき始め、松木沢の杜では水仙の黄色い花が香りを風に乗せていました。周囲のヤシャブシやカラマツは黄緑色に薄化粧して、美味しい空気を風で運んでくれています。枯れ草の中ではキジが鳴き、臼沢の森ではオナガが鳴きながら飛び、モズは巣作りに一生懸命でした。
今日は小川事務局と「遊働楽舎」(愛称名:みちくさ)の改装をしました。丸太を切って椅子の底を整えました。チェンソーで粗っぽく切った丸太の底をノコギリで平らにしました。直径40㌢程の丸太をノコギリで切るには大変でした。改めて道具の有り難さを痛感しました。
巨大大震災と津波では高台に移動していた方は被災しなかったと言います。反面、仕事を少しでも楽しようとして高台に移動しなかった方は被災したようです。東日本大震災と原発に被災した私たちはこれまでの生活を振り返るきっかけを、自然の脅威におびえることを振り返るきっかけを与えられている感じがします。
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