命をつないでくれた自然の恵み
13日にお会いした釜石市の森びと会員・山崎正和さん(大震災で自宅を流失)からファックスが送られてきました。山崎さんは宮古市の職場の仲間たちとドングリの苗木を育て、地域でいのちの森づくりを広めようとしています。その苗木は津波に流されませんでしたので、筆者が被災地を訪れた13日に見ることができました。
今日は、今月発行する『森びと通信』(10号)編集の追い込みをしていましたが、この場に山崎さんからの投稿が送られてきました。全文は『森びと通信』で紹介しますが、彼は「ライフラインは途切れていたが、プロパンガスがあり、一番大事な水は沢水を煮沸してのみ水としていた。普段なら見向きもしない沢水が今、命の水となっていた。自然の脅威にさらされたが、命をつなげたのも同じ自然の恵みであった。」と、自然との共存を訴えていました。
(写真:東京事務所近くの古河庭園内のコナラとモミジそして自己防衛が見事な亀です)
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