春がそこまで来ている足尾です
3月14日は第5回通常総会です。今年は足尾の森づくりを始めて5周年の総会です。総会では5周年を振り返り、今後5年間の森づくりにむけた課題と目標を確立していくことにしています。正会員の皆さんの積極的な審議に期待しています。総会で来年度の事業方針を審議・決定した後には、5周年記念の足尾ふるさとの森づくりを行います。開催日は5月15日を予定しています。
ところで5周年を迎えた足尾の森(臼沢の森)では写真のように4メートルを超す樹木が春を待っています。桐生の炭まきを終えた理事と事務局はその夜に足尾入りし、翌日は土のう作りと索道による荷揚げ現場の最終チェックをしました。朝の気温は0度でしたが、昼頃には暖かくなり土のう作りでは汗を流しながらの作業でした。黒土入りの土のうは550袋作ることができました。
松木の杜では昨年、JRFUのOBの皆さんが蒔いてくれた水仙が枯れ草の下で芽を出していました。草原では30頭ほどの鹿が草を食べながら春を迎えているようでした。足尾でも春がそこまで来ている様です。松木の杜の一角には神木としてサカキを植えました。このサカキは21日に炭を撒いた林照寺の森に生えていたもので、林照寺のおかみさんから頂戴したものです。日本の森を元気にする炭まきがスタートできたことを記念にして植えました。
26日からは階段用の間伐材を400本切り出し、今市から足尾まで運びます。また、3月1日には作業小屋の床が完成します。5周年記念の森づくり準備は着々と進んでいます。5月15日は宮脇昭先生をはじめ参加者の皆さんと歓び合いたいと願っています。
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