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2010年2月の14件の記事

2010年2月 7日 (日)

飛躍と転換の2010年に向けたみちのくのスタート

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 昨夜の吹雪で「どくだみ荘」周辺の積雪は20㌢を超しました。風は少しありますが太陽が顔を出しています。「どくだみ荘」は風が吹くたびに隙間からは冷たい風が部屋に入ります。昨夜は風呂の蛇口が凍ってしまい身体を温められませんでした。しかし、23時過ぎに小林事務局員から携帯メールが入り、「みちのく事務所の仲間の皆さんが集い会っての森づくりの抱負を語り、2010年がスタートできた」という温かい情報が届きました。

 みちのく事務所の森びらきには40名が集い、映像で昨年の活動を振り返りました。角岸所長からは「昨年は雨と食害に向き合ってきた。今年は原点に立って、惰性に流されずに森づくりを引っ張っていくリーダーを育てていきたい。首都圏からの修学旅行を受け入れて体験植樹を応援し、環境・温暖化問題に対しては連携・連帯を追求して取り組んでいきたい」と抱負が語られました。来賓で出席された八幡平市企画総務部長・小野寺さんからは、貴重な財産を保護していかなければなりません。皆様の活動が実を結び、活動の輪を拡げられることを期待します、という主旨のご挨拶がありました。

 201002061629000 その後は、2010年の事業計画案が泉山事務長から提案され、懇親の場では森びとの仲間たちは手料理をご馳走になりながら今年の抱負を語り合いました。

 ブログを発信していると森戸スタッフから電話がありました。「そっちの方はどうだい、雪で駄目だっぺ。行こうと思ったが道が凍って危なくて。そっちも気をつけてくれや」、という電話でした。

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2010年2月 6日 (土)

自然の力には逆らわず、命のためにそれを活かす

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 今日から足尾・ふるさとの森づくり用の土のう作りがはじまりです。新宿発の日光号で足尾へ向う途中、新鹿沼駅付近で一緒に作業する森戸スタッフから電話が入りました。話は「粕尾道路は雪で足尾には行けそうもない」、ということでした。電車が東武日光駅に近づくと車窓に雪が当たってきました。東武日光駅で下車してみると雪はこんこんと降っていました。JR日光駅で待っていてくれた岡安スタッフと会い、「この雪では足尾は吹雪だから土のう作りはできない」、と判断しました。岡安スタッフからおにぎりとおかずそして今夜からの野菜を頂いて、岡安スタッフと別れました。その時、森戸スタッフから再び電話があり、「粕尾から日光へ戻って足尾へ向かおうとしたが雪で無理だから今日は帰る」、ということでした。

 P2060114 森びと号を慎重に運転しながら足尾に向かいました。足尾ダムに設置してある天気予報版を見ると、風雪・なだれ注意の予告がされていました。ゲートを通過して森びと広場へ向かうと、前方は5~6㍍先が風雪で見えない時がありました。森びと広場の積雪は20㌢程でした。気温は-7度Cで雪は風で飛ばされていました。作業小屋のボードに今月のスケジュールを書いて、森びと広場を後にしました。今日は「どくだみ荘」に隠って通常総会の議案書作成をしています。岡安さん、森戸さんお疲れ様でした。

2010年2月 3日 (水)

群馬県から全国へ、炭撒きを報道機関各社へお願い

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 日本の森を元気にしようと「日本の森を元気にする仲間たち」の皆さんが記者会見をしました。その会見は本日10時、群馬県庁内にある「刀水クラブ」(記者クラブ)で行われました。会見にはこの仲間たちの代表・宮下正次さん、日本熊森協会群馬県支部支部長・川嵜 實さん、森びとプロジェクト委員会・髙橋佳夫が出席し、2月21日(日)のモンゴリナラ、コナラ、ヤマザクラ、アカマツの森を元気にする炭撒きを行うことを報道機関各社の皆さんに紹介しました。(写真は、モンゴリナラとコナラの葉)

 P1110041 記者会見には8社の記者の皆さんが出席し、1時間にわたって私たちを取材してくれました。偶然にも今日の『上毛新聞』には2月21日に行う炭撒きの記事が掲載されていました。私たちは多くの群馬県の皆さんに炭撒きに参加して頂き、日本の森を元気にする活動を全国へつなげていければと願っています。

 2月21日は、名称を「日本の森を元気にする仲間たちの炭撒きin群馬県」として開催し、主催母体は、日本熊森協会(群馬・栃木・関東の3支部)、森林(やま)の会、森びとプロジェクト委員会群馬県ファンクラブです。会場は、光明山林照寺(桐生市堤町2793-1)さんの境内の森です。

協力してくれる方は、当日、JR桐生駅北口・10時又は林照寺さん駐車場・11時に集合してください。参加費は無料ですが、参加者は炭1人10㎏、スコップ、弁当、防寒具や雨具等を持参してください。雨天決行です。群馬県以外からの協力者も歓迎です。参加希望の方は、FAXでお願いします。

電話・ファックスは、03-5692-4900です。氏名・連絡先・集合場所を記入して送ってください。

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2010年2月 1日 (月)

モンゴリナラを元気にするぞ!下草刈りはじまる

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 「日本の森を元気にする仲間たちin群馬県」の皆さんは昨日(31日)、桐生市、吾妻山左斜面の土地を所有する「林照寺」に、モンゴリナラを元気にするために炭を撒く許可を頂き、下草刈りを行いました。下草といっても、背丈を超える篠竹が生い茂り、草刈り機4台、カマや苅込ハサミでの下草刈りを行いました。
 斜面を登りながらの作業で、大汗をかきましたが、休むとすぐ寒くなる中での作業でした。森の中には枯れた赤松が無惨な姿をさらし、コナラも胴吹きが発生していました。貴重なモンゴリナラを元気にすることを通じて、森全体を元気にしなければなりません。午前11時から午後3時30分まで作業を行い、100m×70mの広さの下草刈りを終えることが出来ました。うっそうとしていた森は、見通しの良い森となりました。参加者一同、ふかふかの落ち葉の上に座り、一服。森の香りを胸一杯に吸い込み、「森に生かされている実感」や、「子どもの頃遊んだ森は見通しが良かった。手入れがされていたからなんだね」など、生活と森が一体だった昔の生活を懐かしむ声も出されました。作業を行っていて気づいたことは、森に手が入らないと「外から見えないから」か、心ない人がゴミを山に捨てていることです。大量消費、大量廃棄の社会の波に染まる
のではなく、物を大切にする心を育みたいものです。そのことが、森を大切にし、人を、命を大切にする心を育む事につながることと思うからです。作業終了後、「林照寺」住職の奥方様からお茶と菓子を頂き、冷えた身体を暖めることが出来ました。ありがとうございました。来る2月21日、日本の森を元気にする仲間たちが多く参加してくれる事を願い帰路につきました。(清水事務局次長発)
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