森は仲良しになれる力をもっている
「09年森びと親子自然教室」が始まりました。今日の日光市・中禅寺湖畔の菖蒲が浜キャンプ場は、昨日の足尾同様に爽やかな風が吹くと秋が近づいている感じがしました。13時30分、キャンプ場の一角では親子自然教室の開校です。千葉県、神奈川県、栃木県そして地元日光市から集まった親子のみなさんは自己紹介をした後、早速、1時間目の授業に入りました。授業は竹細工で食器を作り、火を起こす体験です。
竹食器を作る前は竹内巧アドバイザーから、私たちは日頃から竹のお世話になっていることを学びました。その後は、日常的にノコギリ、ナイフ、ドリル等を使うことが少ない親と子の皆さんですが、今日はその道具を使って竹の食器を作っていました。
食器を作くり終わってからは、夕食を調理するための火を起こすためにマッチを使わずに火を起こす挑戦をしました。30分以上も木を擦っていましたが、簡単に火は付きませんでした。やっとの事で火を起こして、夕食のカレーライスを作りに入りました。ブナのグループ、ミズナラのグループに分かれて作ったカレーは好評でした。
食事が終わる頃には子どもたちは仲良しになり、一緒にシャワーや風呂に入りました。ある子どもたちは、お父さんやお母さんを心配して「お父さん早く寝ようよ」と、お父さんの手を引いてバンガローに入っていく姿が見えました。教室の初日は、森が子どもたちの仲間づくりを応援しているような気がしました。明日は、森の宝物探しに出かけます。
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