苗木に生きる元気を与えました
昨日は小雨の中を育苗作業しました。作業に来てくれたのはインストラクターの森戸さんと遠藤さんでした。「森びと広場」の周囲に生えているヤシャブシの芽は日毎に膨らみ、猿たちは木々の芽を頬張っています。
広場の苗床にはポットから苗木が抜かれ、苗床に放置されています。その数約100本程。この悪戯の犯人は猿たちです。猿はポットの中にドングリが埋めてあることを学び、冬になると苗床に入り込み、ポットから苗木を抜き取って、根に付いているドングリを食べます。
捨てられている苗木は根が付いているものが多く、必死になって生きようとしています。ポカポカ陽気となって、木々の芽が膨らむ頃を逃すとこの苗木たちは死んでしまいます。猿たちが木の上で新芽を頬張るこの時季に、そして小雨が降って丁度良い日でしたので、育苗作業は良い条件が整った中で行うことができました。
広場の対岸から「松木の杜」(仮称)を眺めると、この杜にしっかり命を吹き込み、多くの皆さんと一緒になって“山と心に木を植えて”いきたいと願いました。改めて開墾作業に汗を流してくれた皆さんに感謝します。ありがとうございました。
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