国滅びても山河は残せ!
昨日は、久しぶりに国会周辺を歩きました。民主党の参議院議員に会う用事があって、松井事務局長と議員会館に行ってきました。その訳は、日本の森を守るプロが育たなくなってしまうのではないか、という危機感があったからです。どこにどんな木が生えているのかなど、森林を知り尽くしている林野庁が二分され、森林事業の一部が独立行政法人化されてしまうからです。
7月に開催しました「森と生きるキャンパスフォーラム2008」では、生徒達は森林を学んでもそれを活かして働く場所がなくなっている、ということが農業高校の先生から報告されました。
地球規模では温暖化問題が叫ばれ、森林の役割を益々充実させなければならない時代を迎えているにもかかわらず、森林を守るプロを育てようとしない政治はおかしい、という問題意識がフォーラムで突きつけられました。そこで、政治はどうなっているのか、を自分の目で確かめるために議員会館を訪れました。アドバイスしてくれました参議院議員は、今の与党では国も山河も滅びてしまう、と言っていました。また、議員は国は滅びでも、山河が残れば国は再生できます、と自信をもって話してくれました。
私たちは森に生かされている以上、とにかく森を守っていかなくてはなりません。私たちは森を守るプロが育つように、その運動を模索していかなくてはならないと感じています。黙っていては森林は滅びてしまいます。政治に無関心ではいられないようです。
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